2023/10/03

第258号:米国計画倒産に 巻き込まれない

<コンテンツ>
インボイス!! 10月1日実施。でも巷では?
直ちに実行できるペーパーレス化 デンマークの成功例から
この際、仲間づくりとか、人材確保からは避けたい人物
  ・避けたい人物と その見分け方は、次のとおりだ
  ・「人間は、他人よりも、自分を優先するもの。」
↑科学的根拠の無いレトリック
感染症 職場での防疫(感染予防)は、秋から冬にかけて重要
  ・解熱鎮痛剤 アセトアミノフェン含有製剤
重大な副作用追加で添付文書改訂/厚労省
  ・やたらと、配布され使われている、熱鎮痛剤、カロナールの疑問
  ・例の感染症、その2020年1月、大流行前夜のこと(体験談)
【新しい経済社会で役立つ、本の拾い読み20231003】


アメリカ 経済は、いよいよ計画倒産のシナリオに入った。そもそも、倒産というものは、債務者(米国)が居て債権者が居て、その債権を平和的に踏み倒す手続きである。倒産という制度を利用しない踏み倒しは、“戦争”なのである。戦争になれば何でもありで、負けた場合は、関係者にまでに及ぶ賠償というわけだ。そして、アメリカと戦争をする国家とか、アメリカ国内で戦争するといった米国内勢力は存在しないから、戦争には成り得ない。
だから、債務の返済:踏み倒しに至るのだ。そこで、日本政府は米国債務をトップで持っている債権国である。~そして、踏み倒しといっても、返済期間99年といった契約実態を、日本が結ばされるという方式もあるのだ。そうなれば、日本の税収は、マイナス▲預金が膨大に存在するのと同じだから、“超:緊縮財政の極め付”に陥るというわけだ。日本は、米国計画倒産付き合い、米弗と共に円安誘導もし、するとガラクタ輸出業も伸び、政治資金も潤沢(消費税還元)でもって、米日延命の一筋の光に賭けているのだろう。それは、現代から300年余前に、英国のジョン・ロックが示した貧困と失業の原因解明の中で指摘した、『一方に悪徳が、他方には怠惰が不断に伴う』、これそのものである。

 例えば
(ア)憲法25条に定める、社会福祉、社会保障及び公衆衛生が、政策ミスで現在すでに破綻しており、財政激減を行えば一気に崩壊し終わる。ちなみに、アメリカ人の寿命が短いのは、偏に医療保険料が高額だからである。
(イ)日本の総資本利益率が一気に、実は40年以上にわたり激減し続けている。「失われた30年」といったマヤカシに、翻弄されているわけにはいかない。実にそれは経産省が、「イノベーションを抑圧している」といった不作為なのだ。「政権を守るには経済成長を潰す」、これは封建領主や封建王政の基本的な政策方針。“インボイス付消費税”も典型だ。
(ウ)だからといって、日本が軍事力で以て、世界各国に対して債権回収をする資質も能力もない。幕末以来、日本の軍事勢力は、いくらキレイ事を言っても、ほぼ“外資の金儲け”の手先や道具として、“戦争をやらかした”そんな輩ばかりだから論外だ。祖国独立戦争の、経験も無く・気概もない。


 ★だから、巻き込まれないよう、この生活様式が重要なのだ。


§インボイス!! 10月1日実施。でも巷では?
本当のところの状況をインタビューしてみた。筆者は税理士でもなければ税金のことには素人である。したがって、様々に話を集計してみたわけだ。誰もが、まずもって公式には公表しないような話ばかりである。
例えば、まるで領収書や契約書に貼り付ける印紙=印紙税のごとく、違法にはならない納税者の行為さながら。要するに巷に横行している印紙は、代金5万円は分割領収したとして印紙不要にするとか。請負契約とか通い帳の類には、本来は何千円から何十万円の印紙のところを、間違えて200円の印紙が1枚だけを貼られたケースが多い。古い請負契約の控えには、やたらと湯気で印紙をはがした跡が多い。たまに、印紙に押印する際に何度も押印を重ねている契約書も見たことがある。そして、いくらデジタル化したとはいえ、書面に印紙を貼るとの印紙税は現在も存在している。
国税庁長官インボイス事実上破綻認める~制度の定着が優先・調査は大口かつ悪質のみ・調査で不備有れど他の書類(請求書・納品書など)で確認できればよし
(2023/09/12 日経新聞報道) 
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA248UJ0U3A820C2000000/

インボイスは、国税庁は直ちに、その税務調査とか立ち入り検査をすることはないと言っている。実のところは立ち入り調査を行う人員の余裕が無いようなのだが。そういった状況も在ってか、インボイス実施の10月1日を過ぎても、“従来通りの”計算処理をするとの企業が多い様子だ。要するに、インタビューした経営者は誰もがこぞって、「どうしたらいいのか、税理士に聞こうが聞こうまいが意味不明やし、全くわからない」と話す。すなわち、今まで通り。で、外注や仕入れ業者の消費税率が10%、消費税を納付の場合も、=消費税仕入れ控除額も10%を引いて納税するというわけのようだ。とにかく消費税は納税するから、「なんのかんの言うのであれば立ち入り調査に来てくれ」といった雰囲気なのだ。実際に立ち入り調査があったとしても、結局は「2%か、8%か、の修正申告だけだろう?」という話である。続けて、「調査にも来なかったら時効で終わりやないか」といった雰囲気が極めて強い様相だ。とにかく「解らん」という人ばかりだ。
筆者が思うに、おそらく膨大な事務作業の煩雑さが、理解不能とか錯誤の温床になるのだろう。IT化と言っても入力は手作業だ。さらにインボイス登録番号は納税業者ごとに振られているから、コンビニ、飲食店、クリーニング店その他で複数店舗を持つ小売販売業者が多いが、納税登録業者が全て一括して店舗等の登録番号は“T-13桁番号”の一本。だから、店舗の住所(国税庁は明記せよとは言わず)が無いインボイスも多い。

(この枠内は9月末、いくつかのYouTubeへコメントした文章)
どうも財務省の統計を聞くところによると、(どなたか確かめてくださいな(^^♪)
免税業者の売り上げ平均は600万円弱。そのうちの申告所得平均は150万円余らしい。
だとすると、免税業者と言われる人の平均およその収入などを計算すると。
年間売り上げ600万弱月額売り上げは50万弱毎月5万弱消費税充当↓
年申告所得が150万余毎月の収入が125,000円すると生活費は75,000円余

こうやって、具体的にとにかく計算すると、「月7.5万でどうやって生きていくの」って、すぐに解る。生活保護にも満たない。
~激変緩和措置があったとしても、措置期間が終わってしまえば貧乏転落は、未必の故意そのもの。こんなことになれば、働く人らの総労働人口は激減する。労働力訓練に補填に育成が根本から崩壊する。労働人口の内訳は、労働基準法に適応される人、労働契約法の労働者に該当(指揮命令を受ける親方や弟子達)する人、労働組合法に適応される労働者といった人で重複構成されている。このうち道具持ちとか工房や店舗持ち労働となれば、税法上での個人事業主として(実態は労働者でも)税務申告をしている。そもそもグローバル経済の裏側で、それまでの保守的とも言われた国内取引(多くは中小企業)とか企業集団や系列における垂直統合システムといったものが、産業のすそ野からは破綻・崩壊させられてしてしまった。その瓦礫が、目に見えて山積みとされているのが、話題の「免税業者」と言われる範囲内に多いのだ。だから、物価招来やインフレ政策促進どころか、モノ作りを始め第2次産業が大打撃を受けるのだ。

経済政策に無知な話なのだ。ただ、個人事業の課税業者となれば、消費税の個人債務は相続される、徴収には抜かりない、中世封建領主さながらだ。

さて、個別企業の課題に戻って、
そうすると、【経理の極めて重要な仕事である、社員不正防止のための、金銭を使用した場所の特定】が煩雑となる。9月末まではレシートに住所があったけれども、10月1日からは店舗等の住所表示が無く、登録番号にも店舗等の住所が出てこないケースも続出する。
→そんなことだから、社員の不正経理にピリピリしている会社にとっては、新しい消費税ソフトを入れたところで、余計に使い物にもならないのである。国税庁の官僚は、こういった個々の経営統治方式の実情を知らないから、彼らのデジタル化と言っても手間と投資損ばかりだ。「レシートのようなインボイスには+プラス領収書」だと、実務上から言い出す人も出る。
ところで、EUあたりでは、個々人自ら参加する自治や国政といった信頼感がある。民間企業の経理帳簿を自治体が(領収書持ち込みで)無料作成してくれるサービスも、十数年前からある程に、一般市民・中小企業・自治体の信頼関係が築かれた上での付加価値税(日本で言う消費税で納税義務者は事業者)だ。EU諸国の事例や情報例を財務省などは、よく引き合いに出すけれど


§直ちに実行できるペーパーレス化 デンマークの成功例から
日本でも、直ちに実行できるペーパーレス化のインテリジェンスを要約紹介する。
デンマークの産業は隙間産業が特徴と言われる。大国にある大手企業では、特殊分野で採算が合わないから手を出さない分野である、そして優れたノウハウと技術で以て国際市場で大きなシェアを占めるわけだ。ここに紹介するのは、補聴器メーカーのオーティコン(Oticon)社。今では日本国内にも日本法人がある。会社のポリシーは、「製品を販売するのではなく、難聴に悩む人々に“聞こえ”を提供する」とのことだ。本社は1901年設立だが、1988年頃から実践されたことを紹介する。当時、デンマーク的企業モデルとまで言われたそうだ。
ではここで、筆者が収集したIntelligenceを、分かりやすく+着想のヒントになるようにエピソード風に記してみる。
①会社は、だだっ広いフロアのみで個室はひとつもない。各々のスタッフが持っているものは、パソコンと小さな小物入れだけ。
②全部のデスクが、自由にフロア内を移動出来るように、足先はキャスター付きである。そして新たなプロジェクトが立ち上がると、担当するスタッフは各々の部署から、キャスター付きのデスクごと寄ってきてチーム編成をする。チームの編成から決定までとにかく早い。
③流動的な仕事形式で、縦組織とか、部門のセクトとか、ルーティングワーク量の配分といった概念がない。だから、仕事はあくまでも自己管理である。もちろん、確立した労働力を計測する働き方ではないからタイムカードは無い。
【これが決め手】外部からの郵便物とか書類などは、社内の仕分けコーナーで先ずはスキャンされる。必要なスタッフにデジタル配信される。ペーパー類は特別な保管措置・留置の許可が無い限り、さっさとシュレッダーにかけられる。シュレッダー後の紙くずは、オフィス中央に配置された透明の円柱に投入される。破棄ペーパーの残骸が、時折円柱の中を落下する。この様子を誰もが見られる仕組みになっているとのこと。ペーパーレス・デジタル化促進とのメッセージを「見える化」しているわけだ。
⑤それから30年後の様子を、ある見た人が次のように話す。
☆ペーパーレスは一気に進んだ社会が構築された。
☆ほぼすべてのオフィスワークがオンライン化され、
☆自宅でのオンラインワークが普及。
☆働く人の評価は、勤務時間の旅行から→課題をいかにクリアできたかで判断。
☆仕事に対する姿勢や勤務時間は、自己管理にゆだねられている。
☆実施にあたっては職場での話し合いは柱であったそうで、共働き夫婦世帯の時間調整もやりやすくなったそうだ。
☆そのため、デンマークでは出生率が伸びる傾向が見られるという。
(2021年合計特殊出生率:デンマーク=1.72 日本=1.30)。
ここで過日紹介した、悪性ポピュリズムから、みんなを守る経営
https://soumubu1.blogspot.com/2023/07/blog-post.html#255-09
が織り交ぜられたとすれば、いろいろなことが期待できるであろう。

デンマークの教育育成は、日本で知られる”論理と数学”だけ
とは異なり、言語的、視覚的、音楽的、身体的、対人的、内省的、博物的
の七つを加え、8種類(多重知能理論)様々多角的に引き出すとしている。

★パートや女性の労働生産性、一気向上策の例
 ・中心的なパートタイムのスタッフは、毎週少なくとも20時間の就業時間を確保。
 ・アプリやメッセンジャーで、スタッフ同士!でシフトを交換。
 ・正社員化ではなく、時給Upや中身充実策を直ちに実施(昔からよく導入している)。
 ・煩わしい仕事をこなせることで、賃金の上昇は叶えられる。
 ・AIなどを使ってこなす量を増やすことで、収入の量は増える。

・AIなどを使って“こなす量を増やす”ことで、収入の量が増える法則。
・但し、それだけでは、データ労働:プロレタリアートからは脱出できない。
・煩わしい仕事を、AIを使ってこなせることで、賃金の上昇は叶えられる。
・パートの仕事は、何かと融通できるところに。いま、彼女らの人気はある。
・LINEとか掲示板で集団学習・集団啓発は可能である。
・DXを、企業の習慣や活動のあらゆる場面に差し込み導入する。
テクノロジーの役割をよく考えてみると、
自己知、叡智(データよりも経験)~物事をより関係的に理解する
学習、自律(自分自身を)、啓発(自分自身を)での補助が優先的。

経験(体験・クラフト)法則=例えば、ケプラーの法則。
科学法則「何時でも・何処でも・誰でも使える法則」=ニュートンの法則。
★経験法則と科学法則を使い分ければ(“お受験能力”はむしろ弊害)、
無駄とか煩わしさは、飛躍的に省くことができる。AIにも乗せられる。

“羊飼いの群れ集団“から脱却することが
改善やArt域労働、クリエイティブな仕事への第一歩。
そこでは、自分自身もイノベーションの対象となる。労働密度労働強度の軽減。
世界の流行は、上流階級の間ではテクノロジーを全く使わないことが流行だ。
中間層の人々は監視下に置かれ、テクノロジーによるサポートを必要とすることとなりつつある。それでは益々、“監視社会”が膨らむこととなる。


§この際、仲間づくりとか、人材確保からは避けたい人物
これからの事業経営やイノベーションでは、当分の間、教育訓練や人材育成の余裕は無い。それこそ、海外の企画定型作業に長けた外国人事業所にNetでリサーチして、→Netで注文委託をすればいいことだ。端的に言えば、日本国内の“専業主婦+高学歴女性”であれば、人材育成や教育訓練の投資費用は少なくて済むし、“週3日出勤×1日3時間労働”から採用するのが狙い目である。子育てを終えるなど主要な中心メンバーには、毎週少なくとも20時間の就業時間を確保することだ。

¶避けたい人物とその見分け方は、次のとおりだ。
人物の傾向分類
特徴・性格・背景
そして思考パターン
次世代には弊害となる、
どんな性格や癖、或いは信条を用い活用しているかを例示
そこには、
こんな表象が
現れている。
料簡(りょうけん)の狭いSNS機能に起因したナルシスト いいねTikTokを始めSNSの世界で、自分の能力を過大に見積り、並外れた敬意や肯定を要求する病理。近代社会における他者との関係に於いて、互いに比較し相手を出し抜こうとする自己への執着。 SNSによって自分中心の見方を世界に提示でき、そのイメージを頭に思い浮かべて時間を費やす。仕事の現場体験が無い。
Data(含information)労働:プロレタリア
視野狭窄の熟練が
知識偏重主義を招来している。
数値化されData化され、技巧・技芸に走る。Data経済の家畜羊と羊飼いは利益を上げるも永遠に買い手や消費者は満足しない。だから、Art域の如くの利潤は見込めず。羊飼いの群れだ。 常にスマホでつながれている。経時的比較・値踏みの現代社会延長では、40歳も過ぎればパラノイアを自ずと招来。
自己中心主義者
公私共に表面を全て理屈で並べたてる。


一に虚栄心、二に拝金主義、三に恐怖心
そしてイジケている。
昔、『禁欲は霊的向上』
フロイト=男女の性的関係
過日まで、『貯金は生活向上』
ユング=ショッピング
手の平返しとか、持ち逃げ行為は、家族であっても、本性から、もとより勝つ手段だと信念している。金で釣る教育をされた子は、泥棒になる。
~挙句、他人の話を聴かない。
(次の行動を嫌がる)
現代、他とは比較せずに、自身を認め、自己知の限界を認識して自分を他者に聞く、私たちを成長させる形で環境対応から始め、改めて他者との関係を再評価していく。
「全て人間は、
他人の利益よりも、
自分利益を優先するものだ」が口に出る


明治当時の日本は
自己を説明するための国語教育も無く、
明治朝に打って付けだったようだ。
修辞であり詭弁だ。それは、“個人とか欲望”さえもが禁止された市民革命前。貴族に対抗する当時の大前提だ。英国や仏国で庶民を動員する“革命派:の言葉”だったと思われる。日本には明治維新に、“文明Civilization”と共にイギリス系から入ったレトリックだ。現代日本では、マウンティングをする手法に、敢えて使われる。或いは、故意に居直りの釈明の為の程度に。 明治政府は、自由平等の為の社会制度までは望まなかった、“自分優先”の思考の無い地域文化に向けて、小校からこの思考を持ち込んだ。で~、自己中は蔓延する。でも、現在は、この思考は、地元住民や職場から離反した輩だけの文化に過ぎなくなっている。
自立をしている形でも
実は自津Autonomy
をしていない。
自律していれば、自分で自分を律する法(決まり)を自らの内に作る、そして実行する。
近代初期には、科学的理論の根底として“自律”との思考が形成された。昔は無かった。
自分でするautoの汎用といった概念だ。参考URL↓
https://soumubu1.blogspot.com/2020/10/blog-post.html#222-10

なお、教育訓練中で、「マズローの欲求5段階説」を学んだ人が多い。」
今もなお、介護、保育、教育などの職業資格や管理者監督者研修で学ぶ場合も多い。だがこれはマズローが広範囲な労働能力全般について研究したうちの、大手企業の労働者として労働力(企画に基づく労働切り売り)を発揮するために、日本独自に学者や研究者たちが絞り込んだものに過ぎない。よって、イノベーションを柱に事業開発を推進しようとする個別企業にとっては、“昔の日本への偏りが強すぎるから”知らない方が良い。どうしても視たところで、使ってはいけない禁じ手である。もし貴方の職場で使っている年配者がいたら、即座に中止注意を要す、100年ほど前に引きずり戻されるから。

¶「人間は、他人よりも、自分を優先するもの」
 ↑科学的根拠の無いレトリック

これ、実は、17世紀来の貴族や武家貴族との市民革命の折に、下世話なレベルでの、下世話な人らが納得しやすいが為に造られた、(キリスト教でありながら聖書にも反して)“下世話な人をかどわかす為”の政治指導者の作り話なのだ。(明治時代に日本に持ち込まれ、未だ日本で尾を引く弊害思考)。もちろん人類の歴史事実や進歩とは違う。フランス市民革命の際に合言葉とされた、「噂話を聞くな」といった、ルソー、ディドロなどによる人文科学としての根拠のある合言葉では無い。
そもそも人間は、集団で暮らし、四の五の言っても、他人のために動く人が多い。自由平等になれば成るほど、なおさら、組織的に“他人のために動く人”が多くなるのである。ところが、「出世や給与その他虚栄心でヤル気を出させよう」と煽り、それに乗った人らの弊害なのである。これの解決こそが、AI活用の大前提:その解決が重要であるのだ。この大前提が無ければ、AIを再び自己中的道具に使うだけとなる。
~世間では、“下世話な人をかどわかす為”に、レトリックとか罠を掛ける輩が、先ほどの言葉を、最初に枕言葉で使う。また、「人という漢字の形は、支え合っているのだ」←これもレトリック。この“人”の漢字は歩く姿の象形文字だ。彼らはこうやって、他人への、かどわかしが始まるのだが。そして、その後に、
「人間は、他人よりも、自分を優先するもの」
のレトリックを差し挟んでくる。日本には明治維新に“文明Civilization”と共にイギリス系から入ったレトリックだ。

~こうやって、他人や賢人を操りやすい道具を使い、更にまた“自己中心主義者”を育てる。経済学の父と言われる、アダム・スミスは250年ほど前に、「学校教育は、虚栄心を煽ることで、維持をしている」と言っている。~人類進歩の成果により開発・発明した、自由平等の為に開発した現代文明Civilizationの社会制度。その上には乗らないモノがレトリックである。スマホには、その手の知識偏重のレトリックがあふれ出ている。日本では、国民がこぞって市民革命を行った体験もないことから、やたらとレトリックが学校教育などでも使われ、SNSでの事態を招いているとの特徴が専門家からは指摘されている。英国や仏国では貴族に対抗する当時の、「自由・平等」を獲得するといった大前提が存在して、その上で庶民を動員する“革命派:の合言葉”に過ぎなかったものだ。(この辺はジョン・スチュアート・ミルが研究)


§感染症 職場での防疫(感染予防)は、秋から冬にかけて重要
インフルエンザにしても、例の感染症にしても、ウイルスの感染予防の基本は同じだ。いずれにしてもウイルス感染、それが発症するともなれば、一般の細菌感染よりも大変である。それに加えて、経済政策の不備から、職場に働きに来る人たちの安全衛生レベルが低下する。どういうことかというと、生活苦とか貧困に晒された人たちは、“病気を隠す”のである。それは経済的余裕は無いから、欠勤できない或いは発症しても無理にでも出勤してくるからだ。日本でも半世紀ほどの前の、会社の定期健康診断でも、多くの人が尿検査に水を加えたり、体調不良とか熱はないと言ってみたり、健康診断日に欠勤することもよくあったことだ。それは、病気とわかったらクビにされないかとの不安があったからだ。確かに現在、病気にでもなり入院すれば、治り次第直ちに解雇する中小企業も少なくない。
しかしながら、根本的なことは、仕事がなくなって人員が超過していても、みんなが元気で出勤してこそ、アイディアも意欲も生まれて、改善やイノベーションが進むということなのだ。社員などが休んでも、企業としては最低限の固定経費が掛かっている。何かにつけ新規開発しようと思っても、とりあえず現役社員に頑張ってもらわなければならない。
感染予防対策で手抜かりがあり、欠勤や職場内でウイルス蔓延すれば、ただでさえ落ち込む経済を迎えるにあたって、トラブルも多発する。よほど変わった人物でもなければ、病気になれば会社にしがみつく。社員らが気落ちしたりストレスを抱えれば、どんな病気も長引くことは医学的経験法則である。加えて、何の気なしに“より病状が悪化する民間療法”を無責任さながらに持ち出す人物は多いものだ、それは係長とか主任といった女・男を問わず監督職に多い。
本来厚労省や産業医が示すところ、職場向けに示したことは、筆者の私の職業経験の中でも聞いたことがない。赤痢とかコレラとかサーズといった伝染病の場合、直接保健所が出動する程度だ。では、感染症の特徴も示しながら、主な職場の防疫対策は次に示す。
イ)職場のトイレは徹底して換気をする。開放して防疫のメッセージを見える化をする。
ロ)家庭内向けの感染防止セミナーを実施(別添参照)。職場を出入りする人にも配る。
ハ)秋から冬にかけ、暖かいトイレはウイルスのたまり場とみなす。
ニ)ウイルスは人間の粘膜から数秒で侵入する。粘膜とは、目、鼻、口、喉、生殖器、傷口。
ホ)インフルエンザは、感染者の唾液の飛沫に注意。裸眼に飛沫が飛んできて数秒で感染。
ヘ)コロナは空中に漂うミスト状の飛沫にウイルスが含まれている。(空気感染と称している)。
ト)コロナは感染後すぐ、腹部の腸内で炎症を起こし、次に下気道での炎症となる。
チ)したがって、トイレでの感染者の下痢は要注意。トイレットペーパーを重ねても数秒でウイルスが手に付着する。
リ)その手でドアノブ周辺のウイルス汚染が生じる。汚染力は飛沫の10倍。トイレは汚染蔓延と見なし、ドアノブを始め便器などの消毒。水道水で洗う拭うなどといった消毒で充分。
ヌ)ウイルスの消毒は、特殊な場合を除き、アルコール溶液やハイター水溶液でなくとも、水道水は新しいうちは次亜塩素酸ナトリウムを薄く混入させているから、対ウイルスの消毒効果がある。
ル)したがって、トイレに行けば先ず手洗い。ドアノブなどの付着ウイルスを、生殖器に付着させないことが大切だ。
ヲ)こういった注意を医師や看護師は習慣化している。(プロの清掃員の経験法則では、半数が女・男問わず手を洗わずに出て行くとのこと)。
ワ)中高年で大病を患った人、また例の感染後遺症のミスに会った人は、その後の病毎に、体力100%へは戻りにくくなる。いわゆる、【経験(体験・クラフト)法則=例えば、ケプラーの法則】は、75歳を超えても、超短時間労働は若年層よりも優秀であるから、次代の事業には重要である。

¶解熱鎮痛剤 アセトアミノフェン含有製剤、
 重大な副作用追加で添付文書改訂/厚労省

一般通称「カロナール」 提供元:ケアネット 一部を表示 
ケアネット公開日:2023/01/19
アセトアミノフェン含有製剤の添付文書について、2023年1月17日、厚生労働省が改訂を指示した。改訂内容は『重大な副作用』の項への「薬剤性過敏症症候群」の追記で、薬剤性過敏症症候群の国内症例を評価したことに基づく。症例の因果関係評価および使用上の注意の改訂要否について、専門委員の意見も聴取した結果、本剤と薬剤性過敏症症候群との因果関係の否定できない国内症例が集積したことから、使用上の注意を改訂することが適切と判断された。

副作用の項に『重大な副作用』が新設
該当医薬品は、アセトアミノフェン(経口剤、坐剤、注射剤)/トラマドール塩酸塩・アセトアミノフェン/サリチルアミド・アセトアミノフェン・無水カフェイン・クロルフェニラミンマレイン酸塩/サリチルアミド・アセトアミノフェン・無水カフェイン・プロメタジンメチレンジサリチル酸塩/ジプロフィリン・ジヒドロコデインリン酸塩・dl-メチルエフェドリン塩酸塩・ジフェンヒドラミンサリチル酸塩・アセトアミノフェン・ブロモバレリル尿素。
添付文書の改訂は以下のとおり。
重大な副作用
薬剤性過敏症症候群:
初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/55767

むらおかコメント
このたび、通称:カロナールの危険性が判明した。このたび、効能についても、詳しくは疑問とされたようだ。カロナール(アセトアミノフェン)の解毒剤とかカロナールによる肝臓障害に対処する方法は確立されていない。このカロナールは、例のワクチン接種後に会場で配布されているとのことだ。この配布を知らない開業医は少なくなさそうだ。筆者の知る限り、多くの若い母親が、子供にも安全だとの噂を信じている、すぐに、「カロナールください」と医師に頼んでいる。
ところが、カロナールを誤って服用した時の毒性中和の方法は確立されていない。カロナール(アセトアミノフェン)による肝臓障害発生の対処法も医療関係では無いに等しい状態だ。

¶やたらと、配布され使われている、熱鎮痛剤、カロナールの疑問
ところで筆者の私ごとではあるが、この夏7月13日、に原因不明の発熱。熱めの風呂に入浴するなどして直ちに自力で解熱、その6日後に強い頭痛のため、当該カロナール500mgを、危険情報も見当たらなかったから服用した。ところが発熱とともに、最終決め手のサプリメントを服用してからのちに解った事だが、肝臓障害を起こしていた。当時は“先に前項に掲載したアセトアミノフェン”の中毒症状も発表されておらず、安全とする“根拠など見当たらない噂”ばかりであった。中毒症状事例も集計すらされていなかった。どの医師も治療に先立つ原因が特定出来ず緩和医療しかできない。しばらくして、残る原因は(アセトアミノフェン)肝臓障害となれば、肝臓自体の改善を要することが判明。家に在ったサプリなどで“前駆体グルタチオン”めいたものを造り、朝昼晩の服用4日で治癒した。例の感染症の後遺症を防ぐことで有力なグルタチオンは、完成品の錠剤を毎日服用していたがカロナール中毒には効能は無かった。そして、この今月号メルマガ発行の2日前でも、その製薬会社の営業が、当該薬をよく用いる診療科の開業医師のもとを訪れて説明した形跡は無さそうだ。先月下旬、例の6回目のワクチンを打ったおばさんたちは、帰りにカロナールをもらってきたそうだ、何らの発熱もしていないのに。
¶例の感染症、その2020年1月、大流行前夜のこと(体験談)
私も昔、そもそも救急入院を何度もしたけど、ある大手の院内のMRSAに直ちに感染。複数の医師は鼻や咽頭の検査をするだけ、すると、一人の看護師さんがイソジンを一瓶くれた。さっそく鼻うがいをした。痛かった。でも、2回ほどでMRSAは無くなった。イソジン鼻うがいをしたことは、くれた人の身が危なくなると直感したから医師には言わなかった。そこは大きな公的病院だった。
2020年2月4日に、大流行になる前に例の感染症にかかった。大手家電メーカーP社の工場で、感染流行前に発熱続出が、一応隠蔽され噂は流れ、大阪北東の大阪市の北部の電車沿線で2020年1月中旬に陰で流行していた時点だ。その時、PCR検査なんか話題にもなっていなかったし、保健所も、電話したが、受付けしない段階だ。保健所は相手にしないし。海外の日本人医師から聞いていた症状にそっくり、詳細は省くが、よく効果のあった治療行為は、声帯奥の気管支の消毒に、イソジンうがい溶液を深呼吸でスプレーし、どんどんウイルスは消毒できたことだった。粘膜(目、鼻、口、喉、生殖器など)からの感染だからイソジンでしか消毒できない。
そのとき、(2020年1月)の情報でも、感染したウイルスは、自力の発熱で2日で大半は死ぬが、そのウイルスは45日間は体内に留まるとのこと。で、46日目に突如元気になった。当時、46日以内の症状再燃を、“再感染”と診断したほどに、厚労省の治療情報は実態遮断されていた。でも、
私のところには、そういった治療法の情報は2020年1月中旬までに入って来ていた。加えて、2週間後に重症となる肺の間質性肺炎の予防薬も知らされていた。抗酸化物質のグルタチオン(後に知ったが最も早い製品化は、2012年には某食品メーカーが開発しNet公表もしていた)である、直ちに世界中が品薄になる直前だった。
だが、日本では厚労省の治療指針自体が無く、未だ示さず、そのサプリメントも医薬品も日本での販売は未だに法規制されている。
私の事務所と弊社では、5000余の大小事業所や職場へのメール配信と公開無料のNetブログ(当該:総務部メルマガ)を、その防疫記事を1月28日に配信した。確かに、一部では感染防止のコツは伝わった。が、ほとんどは、当時も今も信じてくれません。そして、私は自然抗体を獲得し、そのウイルス系からの感染はいままで無いorごくごく軽症が3年半で数回あり、翌朝には感染症状は一切無かった。この体験談についても、みなさん信じられないようだ。


§【新しい経済社会で役立つ、本の拾い読み20231003】
 今月、あなたに紹介できる本は、いまひとつのものばかりで、ありません。