2025/01/07

第273号:経済激変の開始、乗せられないこと

<コンテンツ>
経済経営コンパス・ナビ
世界経済大転換を機に、急増する売国エリートたち
日本にも存在する、反ファシズム、反全体主義、民主主義
 を維持するための、“社会維持の底流ルール”

事業組織と社員への合法的な自衛緊急・救済プラン
  ・賃金&退職金の国の立替払い(救済例1)
  ・在籍(未離職で)雇用保険の給付(救済例2)
     給与の遅配・減配、一時期の休(業)

  ・粉飾決算期の過去の法人税還付(救済例3)
経営に今重要な、総務部メルマガ 過去掲載記事
【新しい経済社会で役立つ、本の拾い読み20250107】
  ①『デジタル脳クライシス――AI時代をどう生きるか』
  ②『「バカ」の研究』
§経済経営コンパス・ナビ(総務部門は経営の情報収集参謀です)
TV・新聞・Netなどの、劇的マスコミ報道に踊らない。焦らない。
 国から逃げ出す、高級エリート&売国奴官僚の動きに注意。
  戦前からの縦型社会、そこの処世術、妥協(停滞策)に注意。
   それではG7やBRICS諸国の逆手に取られ、利用され、
挙句、日本は貧乏あらゆる貧困社会へと落される。さてそこで!!


§世界経済大転換を機に、急増する売国エリートたち
詐欺や悪徳まがいの売国奴:政府官僚続出
“被災予知ネズミ如く?”売国:民間高級エリートの急増
米国下請け待遇の=暴落三流国~JAPANで好いのだ
昨年末にかけ、日本は「秋の夕暮れのつるべ落とし」の如くの、顕著な経済転落を迎えた。今や、日本政府の高級官僚は、本省内での自らの保身のために、“アメリカのウケ狙い”の行為をするに至る様相。民間の高級エリートは、アメリカ企業に好待遇で雇われたい一心で、彼らは自らを個別に売り込む。こういった状況を、様々な識者が指摘している。
が、これに対する彼らの高級エリートの反論は一切無い。表向き、政府高級官僚も民間高級エリートも、沈黙をし続けている。彼らは自身の、官僚=日本のためとか、高級エリート=社会使命といった職責や倫理にもかかわらず、彼らは“保身?”に必死だ。地頭がよく冷淡なのか:保身や金銭終着へと“必死に、まっしぐら”なのだ。

戦前、侵略と戦争の場で活躍した官僚&エリートは、
  戦後“米軍やGHQ”に、自ら進んで身売をした。
戦前:国外に左遷され、戦後:復帰活躍した人物たちは異なる。
  私の伯父も、マレーシアから戻り、
   年功序列型賃金(日本発送電)体系を創り導入した。

ところが、“被災予知ネズミ?”らは、所詮、新規事業・政策着想や遂行能力が弱いものだから、彼らは売り込みとは裏腹に、年収5~6千万円のポストが欲しいだけに留まるのだ。そして彼彼女等の多くは年収を自慢し吹聴する(また、これを親が言いふらす)のである。
だから毎日、命をすり減らしていても、幸福よりも金銭とばかりに、冷血に働き、それを売り込んでいくといった姿なのだ。近頃日本で有名な某県知事も、菅元総理がねじ込んで初当選させた、“そういった者”のひとりに過ぎない。
しかるに、アメリカや、America firstのトランプらは、“落ち込み・荒(すさ)み切る日本”なんか、何とも思ってもいない。せいぜい下請け待遇の=暴落三流国~Japan~の扱いでしかない。それは、次々に発表されるトランプの“駐日:日本大使”初め、の“対日人事”に現れている。だから日本の官僚は益々、米国へ媚(こび)を売る。“今この瞬間、売り込まなければ、出世に保身は出来ない”とばかりに。
ここでも所詮、米国の代行役として、『武器買います』『戦争します』『ミサイルも打ちます~』と思わせぶりに財務官僚たちが、“思いっきりの立ち回り”を演出するのだ。そうしたところで、America firstのトランプからすると、何の関心もない訳である。もとより彼彼女らは、日本を自由平等のための社会制度(民主主義)を基軸とする現代文明Civilizationが成り立っていないとして、欧米文化の本音からすれば、それを根拠に、未開地=未:文明国として日本を“イエロー・モンキー”なる扱いとする訳だ。
話題の台湾有事?を、分かり易く言えば、
中国大陸と台湾とは、同じ中国(漢)民族で、台湾有事が起こったとしても、それは中国の国内の内戦に過ぎない。国連憲章からすれば、“台湾の民族自決権”が有効でもない限り、アメリカも日本も国連憲章違反の介入は出来ない。
そして、米日の両政府ともに、台湾問題は中国の国内問題だとして、一貫して扱って来ており、⇒今日に至っている。(これが大半の識者の見解だ。)
ちなみに、ウクライナのドンバスなどでの、国連憲章第一条(主旨)の民族自決権に基づく、“ロシア民族自決権”を根拠にした、ウクライナへのロシア軍介入には、全く似つきもしない。もとより、“日・独・伊”のファシズムに対峙するために設けた『国際連合』をないがしろにしてまで、とりわけ最後の最後まで戦闘を繰り返した日米が、『国連崩壊』を招来してまで、中国内戦に介入する(外交信用瓦解)根拠が無いのである。
台湾有事を口にする人らは、実に、このことを知らない政治無知だ。


§日本にも存在する、反ファシズム、反全体主義、民主主義を
 維持するための、“社会維持の底流ルール”

世界を通じて、第二次世界大戦後から現代に至り、主要先進各国に共通する“社会維持の底流ルール”が存在する。これらが文明Civilizationを維持するがための、底流ルールとなっているのだ。この底流を知らないとか敢えて無視することから、本来発展と発明を繰り返すはずの社会制度を、傷付けたり(新自由主義)、破壊(ファシズムや全体主義)しようといった経緯や動きと結果を招来するというわけだ。
これは、文明Civilizationでの司法制度が維持されている国にあっては共通していて、一般人や経済活動&商取引に於いても、いわゆる“常識(みんながしている事)化”をしている。
これを、経営トップを初め、事業経営の末端へと、そして企業内外のネットワークに広めることで、いわゆる“乗せられたり、騙されたり”といった被害が、極めて高い確率で、それを見通し予見予防することができる。とりわけ、“信頼する社員や部下”とか、最先端や末端の“多くの部下”が、詐欺師らに騙されることも無い。注:少なからずの部下が乗せられてしまったり、意欲を失えば、社長やリーダーがどう動いてみても、小さいながらの組織も停止する。人間関係は、3人寄れば、『哲学』を要する。】有能な社長やリーダーは、事業の経営管理に、これを知り使っているという事だ。それは次の3つのパラダイムだ。
 言い分における、合理一貫性と、事実一致性。
 いくら結果が正しい事といえども、その実施手続きの必須必要。
 決まり事の源目的に反する行政解釈や現実運用は違反。
持ち込まれた案件や話の信憑性は、持ち込んだ人の“思惑や性癖(愚かな人は,内容の論理構成よりも性癖を信じ左右させられてしまう)”を差し置いて、見通しの予見をすることができるのだ。その内容を今から解説するが、戦後から昨年末の約80年間に世界で確立したものだ。400年程前のガリレオ・ガリレイや、2千年前のローマの書記官を初め、このパラダイムを活用する人は居たが、はたまた宗教の一部の教えであったりとかの危うい活用だ。それらでは、今日のように“常識(みんながしている事)化”するには至らなかった。そして今日、詐欺、洗脳、マインドコントロール、不正誘引・誘導も見破れることができる訳だ。先進主要各国の司法でも、定着定番となっているのである。
では、3つの各項目の解説である。

言い分における、合理一貫性と、事実一致性。
ガリレオ・ガリレイは、当時:カトリックの天動説に対し、事実と違うといったに過ぎない。ちなみに、ガリレオは決して地動説を主張したのではない。このカトリック天動説は、多くの学者によれば今現在も、“合理一貫性”が在るとされる。が、この天動説が事実と違っている説である事は、その後に誰もが認めた。
“合理一貫性”とは、主張する言い分の論理構成に道理が適っていて、説明をはじめ言い分に一貫性が在るという意味である。
“事実一致性”とは、主張する根拠や、その裏付けとなる証拠類その他が、事実と一致しているといった意味だ。先ず、主張があって、→根拠が在って、→そして証拠類その他といった、主張の論理構成が、世界の司法の審理の定番に至っている。【決して、先に証拠を持ち出す=証拠第一主義では無く、真実追及know-howへと。】
この“合理一貫性と、事実一致性”といったパラダイムが生まれ、定着したのは、ナチスドイツの戦争責任を追及する国際軍事裁判、「ニュルンベルク裁判」にて、である。ナチス戦犯容疑者の、詭弁と嘘デタラメに満ちた主張を、ことごとく、“合理一貫性と、事実一致性”で以って、『被告の悪徳・悪意を知って居ながらの行為』である事を暴いて行ったのである。「ニュルンベルク諸原則」として、1947年の国際連合総会で採択(決議95-1)されてもいる。これは、東京裁判の審理にも引き継がれた底流とされている。

いくら結果が正しい事といえども、その実施手続きの必須必要。
これは1980年代に、一気に広まった、法律その他“法行為全般”に渡って、その法律や法令その他実施規則類を定める“実施手続き”を、間違えたり怠った場合には、その実施を無効とするパラダイムである。それは、無効ばかりか、被害や不法行為の賠償責任の根拠となる。身近には、事業所での、“就業規則を定めず、又は就業規則に反して行った行為”が、そのひとつの事例だ。政府や自治体の行政機関の“作為あるいは不作為”も同様である。
『結果さえ良ければOKだ!!』との行為が、民主主義や権利侵害に至るとのパラダイムである。これはアメリカから始まり、直ちに日本も80年代に判例実施をしている。が、この法体系パラダイムを知らないが故に、賠償判決を受けたり、無知が故に、自らの権利放棄をしているといった被害も少なくない。無知極まりない新自由主義者らは「そんなの、被害者の自由だ」として、あたかも自らの(詐欺まがいの)責任を免れようと強弁するが、訴訟提起されれば敗訴の道を歩んでいる。これが、世界で共通しての“商取引や契約の自由”の促進を妨害し阻害し、この彼らの手法が不法行為や刑事事件犯的であるからこそ、結局は社会の経済成長の足を引っ張っている訳である。野良犬の如くの、「俺にも、エサをくれ」と言わんばかりの政治結社メンバーの起こす、全国各地の“諸々の違反行為ほか”も、然りの、法パラダイムのある事例である。“維新の会“は、大阪の自民党から、(筆者の目の前で)贈収賄や無法者の議員が分離して結成したものだ。

決まり事の源目的に反する行政解釈や現実運用は違反。
~アメリカのシェブロン法理の廃止、これは、日本への影響は必至
 公正公平&地道な経営にとって、イノベーション&ビジネスのチャンスだ。
この法理の廃止を、アメリカでは生活経済へ移行の足掛かりとして受け止められている。日本で言えば、「法律で詳細が曖昧もしくは定まっていなければ、時の政府が解釈を定める。」といった現行法制度が、日本でも無くなるということだ。
とにかく近年日本の法律は、過半数与党で以て曖昧に法制定をし、特定業者などの利権がらみで解釈をしていると揶揄されることが多い。このことで個別企業には、チャンスも無くイノベーションも阻害をされている。今回の米最高裁判決は「裁判所は政府機関がその権限の範囲内で行動しているかどうかについて独立して判断すべきだ。」とし「法律が曖昧だからという理由だけで政府機関の解釈に服従すべきではない。」と明言したものだ。
すなわち、これからの日本での判決や判例が、→「法律条文が曖昧だからという理由だけでは、政府の解釈の効力はない。」といったものや、→「法令に解釈が明記されないのであれば、解釈は国会で定められるべきもの、政府が解釈を定め実行することはできない。」といったものに変化するという、法や社会制度の大変化だ。
近年の、政府の利権がらみの解釈とか特定企業や勢力の優遇規制を廃止され或いは、そういった趣旨の訴訟提起する者や自治組織が、訴訟を提起することで政府解釈失効命令とか判決が下される訳だ。
日本の縦型組織では、官民問わず、政党の左右などを問わず、宗教団体を問わず、未だに“運用解釈や現実運用”といった代物が幅をきかせている。行政機関では、明確に不作為行為と指摘されない限り、隙あらば横行しているようだ。
民間企業ともなれば、作為・不作為・過失責任を問わず横行している。
その典型の表現や意思表示例とは、上司が部下に対し、
「〇〇君の運用の問題だ。」
と、合理性など無く、精神的圧力などで以て実施を強いる意思表示であり、加えて部下が実行しなければパワーハラスメント至るという現象である。
とにかく、極めて無能で悪徳の高い人物が、源目的に反する引き金を引く。
創意工夫をすれば大半は解決するにもかかわらず、縦型組織を笠に着て権力を振り回す、無能な姿でもある。
昔から、売り上げを初め成果が上がらない職場では日常茶飯事なのである。
筆者は、そんな“ウダツの上がらない企業“の改革を、半世紀弱に渡り数多く行った。悪徳経営者からは何度も、顧問契約の首にもなった。
そういった意味合いでイノベーション&ビジネスのチャンスなのである。

イノベーションの妨害とか特定企業や勢力の優遇となっている規制も同じく、今後日本政府でも出来なくなる見通し。ちょうどアメリカの製造業は日本上陸を目論んでいる状況にある。
詳しくは、下のURL=メルマガ2024/08/06付記事
https://soumubu1.blogspot.com/2024/08/blog-post.html#268-04


§事業組織と社員への、合法的な自衛緊急・救済プラン
¶賃金&退職金の国の立替払い(救済例1)
例えば、一念発起をして、この3年間で新規事業の見通しを立てる。時節柄、そのための、多額の特別融資は受けずに頑張る。小さな企業ながらも、仮に:3年でメドをつけ→3年後から給付(増額含む)の退職金制度(退職金規程の制定と届け出)を設け、社員の結束と決意を固める。そのことで信頼を得て、“死に物狂いの態勢”を会社は固めた。だが、その3年後に倒産・破産の危機を迎えた。その場合の賃金や退職金の未払いはどうなるのか。
【回答】未払い賃金確保法の定めにより、破産の前6ヵ月の賃金、破産後の残務にかかる6ヵ月の内の賃金、及び就業規則で定められている退職金が、国の労災保険財政から立替払いが成される。もちろんこれに、詐欺行為があってはならない。賃金未払いは、…労使紛争の無用な激化(会社の土地建物の合法的な実力占拠その他)を招くから、労災事件紛争とともに、“紛争行為の防止”をするための法律である。(注:一般の社会保険労務士は、手続きは出来ても、法の趣旨の理解活用まで熟知していないから注意。事業主が実行すれば良い。

¶在籍(未離職で)雇用保険給付(救済例2)
  給与の遅配・減配、一時期の休(業)

どうしても、取引混乱とか不渡りとかで、給与を遅配または減配するしか金がない。或いは、一時期の休(業)をせざるを得ない。だが、もう少しの頑張りだから、社員は手放せない。が、賃金原資が確保できない。雇用調整助成金も使いたくない、それは癖になって“毒饅頭”を食う事態を招く通例に至るから。いったん退職すれば、時節柄復帰の可能性は少ない。社員に迷惑はかけるが、社員や家族の安定生活は、今までを振り返れば、守らねばと願う。
【回答】雇用保険の失業給付には、退職や離職をさせなくても、失業給付日額を下回る賃金しか支払えなかった場合は、その個々人の日額を下回った額を補填する意味の失業給付が行われる制度がある。それは、労働時間が減ったとか、給与日額が下がったとか、一時期を(解雇ではなく)自宅待機の無給とする(これを一時帰休とかレイオフという)場合である。
詳しくは、管轄の職業安定所に電話でも相談をすれば良い。親切に教えてくれる。それは…雇用保険法は(失職・貧困などによる犯罪誘発防止を含めての)治安維持目的が在る法律だからだ。(注:一般の社会保険労務士は、手続きはできても主旨まで熟知していないから注意。事業主が実行すれば良い。


¶粉飾決算期の、過去の法人税還付金(救済例3)
多くの中小企業では、銀行融資を受けるために、売り上げを粉飾(架空増加)することで、…法人税等を“超過納税”をしている。これを、過去に遡る時効によって、還付してもらうことができる。これこそ、難しい手続ではないから、事業主自らが行え(手慣れた人物を雇うとか、派遣してもらえば事は足り得る)ば良い。一部の税理士は、この法人税“超過納税”を、企業が破産した場合の税理士報酬として担保する考えを持っている。それは、顧問契約をする一部弁護士でも存在する考えだ。
今般の世界経済変動においては、地道にコツコツと、地産地消から地に足をつけて立て直すことは不可欠の基本である。大型融資→大量仕入れ・大量販売といった経済システムは、完璧に瓦解しているからである。
それこそ、目に見えての「秋の夕暮れのつるべ落とし」の如くの昨年末であった経緯だから。これに気がつかない経営者とは、『しばらくは、付き合わないのが良い。』と言っても過言ではない事態なのだ。
その還付金で以て、有能な人材を、事業主のあなたが(出来れば他業種から)スカウトしに出かけるための経費に使うことが重要なのだ。地道にコツコツと、地産地消から地に足をつけて立て直すには、とにかく有能な人物を要する。『有能な人物は、金ではなく、事業主のあなたがスカウトするしかないから。』である。第一次~第三次の産業何れも、最小経済単位(日本であれば中学校区)は、極めて重要(この思考が、社内で浮き足立った経営を防ぐの)である。
地産地消の経済は、何も農業や食料品とか地方経済に限ったモノではない。
https://soumubu1.blogspot.com/2024/08/blog-post.html#268-02

§経営に今重要な、総務部メルマガ過去掲載記事
(各行をクリックして記事へ)
第270号:経済失策の犠牲からの亡命
お客の困り事を聴き尋ねニーズをつかむ
一気に、前向き企業にする、最初の一手は
本当のイノベーション 何も新商品ではない
過去政府の経済・無政策に頼らず克服したポイント
流通取引物ごとの、概念的構成要件の整理

第269号:新経済に迷信は邪魔だ
心理学の最先端科学で、タテ型組織に横行する迷信を排除
  ・嗜好(しこう)癖(くせ)嗜(たしな)みの心理
  ・マズローの欲求段階説とは
  ・発達障害とか自閉症など
  ・パーソナリティ【personality】とは
  ・カスタマーハラスメントにしても
  ・熟練者の“暗黙知”や“結果予期コントロール”の形成
猛暑温暖へ、衣食住の対応は、緊急の地産地消の柱
  【緊急の地産地消の柱】 イ)~ホ)の、5つの事例

第268号:チャンスとばかりに準備する
経済経営コンパス・ナビ
地産地消の経済は、
  何も農業や食料品とか地方経済に限ったモノではない。

何? それ ディスラプティブ イノベーション

第266号:新時代には、新:世界観(哲学)を
労働力の能力劣化と、個別企業での、その手立てとは
(ア)「(仮称)スマホ認知症」の蔓延、
(イ)「人手不足」を様々にマスコミが解説?
(ウ)「働く労働時間の規制?」といった話
(エ)発達障害の流行?が増す気配や背景
新しい世界観(哲学)が求められる、と言われ、それ確かだ。
AIは、経営管理と人材活用を重点に、個々に導入
 ①経営管理トータルポイントの分野 20220503(総務部メルマガ)の改訂
 ②人物活用のポイントの分野 20220503(総務部メルマガ)の改訂
美しいものを見聞き体験すれば、脳の血流増加している


§【新しい経済社会で役立つ、本の拾い読み20250107】
①『デジタル脳クライシス――AI時代をどう生きるか』
 (朝日新書)新書 酒井邦嘉 朝日新聞出版(発売日2024/10/11)
(むらおかコメンント)
北海道の某精神科医は、「1日に9時間を超えてスマホを観ていれば、数ヵ月で発達障害と同じ症状が現れる。」と話す。さらに、「1日にスマホ2時間以内。」を守れば、数ヵ月を経れば症状は収まる。」と言い切る。加えて彼が述べるには、「素人流にスマホで調べるから精神科へ殺到、3ヵ月先の診察予約。」といった全国状況だそうだ。
いわゆるデジタル情報は、その多くが断片的な形で発信され且つ入ってくる。デジタル機器の無い時代には、をそういった断片的な情報を、取捨選択してからまとめ、それなりの専門的分野に応じた言語で、“まとめ上げ”、報告するなり、又は伝達する訓練を行ってこそ、おおむね職業能力として、社会生活においては通用するものなのだ。
その訓練が無いままに、DX(DX=Digital Transformationの誤訳)を進めようとしても、IT機器会社に“余計な金を支払い”、結局は人力で進めることになる事(今や日本の生産性の低さの原因)なのだ。このメルマガTop右端の【このブログを検索】すれば、何件もの過去から筆者が述べた、マイナンバーを初めとしての注意点の記事を掲載している。
昔から、「情報とは、何かの目的を持って探し調べ出すもので、目的が無い場合は、ゴミクズである。」と言ってきた、小型IT機器の販売PRが旺盛になる以前には、である。さらに当時は、インフォメーションInformationも、インテリジェンスIntelligenceも、噂話Rumorも、そのいずれもが、日本の一般の人々は、全く区別がつかない状況であった。極めて無能不可解な高校教師の中には、「情報とは、情に報いる。」であると、“詭弁やレトリック”を、平気で教室でも教えていた(もしかすれば、今なおかも)。
さて、この本は、言語脳科学者の著した専門書である。その方面の学者であるから、その原因からを考察している。したがって、企業とか職場その他で、事業や組織運営そして精神的な安全衛生を、どのように組み立てていくかの責任者にあっては、とても有益で必読の書である。この著作の内容を、企業の周辺管理職などに話したところで、間違いなく理解できない会話になるだろう。
むしろ、あなたの最初の第一歩は、(社内外問わず)よく仕事の出来る人物とか、職人技のような成果を上げる人物とか、芸術的仕上がり(受け手に希望を持たせる)を為す人物とかが、“仕事を為す如何なるノウハウの観察”を、この本の内容を頭に叩き込んでから行えば、とても役立つことになるだろう。
とにかく、イノベーションに係る課題は、他人に伝わり共感(このメルマガで検索)をされなければ、話にも成らない訳だからである。IT機器その他大量生産品は、“もっともらしい理屈”を、付けて、コネで以て売り込むものだからである。
https://amzn.asia/d/8dQTgv3

②『「バカ」の研究』
出版社:亜紀書房 発売日:2020/6/25
(むらおかコメンント)
この本で、これが筆者の頭に強く残った文章だ。…(日本流洗脳手法?)
 『思惑が在るとか、性癖(=愚かな人)は、
  内容の論理構成よりも性癖を信じ、左右させられてしまう。』
この書籍は、心理学の分野から社会科学的な要素を含めてまとめられたものである。科学的とは=“いつでも、どこでも、誰でもが、活用できる法則性を見出す”ということである。余談にはなるが、心理学は科学的鉄則を以って扱われている物とは言い難い。昔から医者は科学者ではない、←定評だ。そして、量子物理学者から言わせれば、「古典的物理学の系統とは、物事の確立を法則とする!」といったところだ。
話を元に戻すが、この本では、様々な科学研究成果を紹介している。
例えば時節柄の研究例を紹介すると…
【SNSにおけるバカ】(邦訳文引用)
・SNS上の「バカ」には次の3つの特徴がある。
 ①すべての経験が可視化され生活がスペクタクル化される。
 ②何でも手当たり次第に他人を裁こうとする。
 ③あらゆる手段を使って、自分だけが有名になろうとする。
【知性が高いバカ】(邦訳文引用)
・知性のある人はが、「バカ」な行動をとることがある。それは、「アルゴリズム的知性」(物事の意味を理解したり、論理的に思考したりする知性)が高くても、「合理的知性」(目標を実現するために意思決定できる知性)が低いからだ。
・バカな行動する原因には「認知バイアス」(思考の上のミス)もある。このバイアスのせいで、因果と相関を混同する。
・また、「楽観バイアス」によってもバカな行動してしまう。
この本も、極めて学術的ではある。が、世の中で人間関係とか、愚か者や下世話人たちの世間で、悩み苦しんでいる人たちにとっては、とても役に立つそうだ。本の内容を少し紹介するだけで、悩み苦しんでいる人の頭の中や心の内が整理され、そのことで悩み苦しみから希望に切り替える効果があるだろう。それも、その本人からすれば、(物事や言葉の整理が出来たので)自ら希望を持つに至ったと感じ取れるからである。人間誰しも、心理学的には=“好きな人の言うことはすぐ聞くけれど。それ以外の話は、本人の(共感や論理合成による)決断を要する。”なのである。そういった意味合いで、縦型社会の「納得をさせる」といったものではなく、「理解・合意・意欲形成」といった、リーダーの横型:水平方向の会話や哲学思考にも役立つと考えられるのだ。最後に一言
「リーダーは言う通りに物事がなった例は無い。
 しかし、リーダーが居なければ、全く以って何も無い。」
https://amzn.asia/d/4LP7Mxe
この本の某書評として、その一部を紹介する。(書評は私の推薦ではありません)
(次の文章は、下記のURLから引用×の貼り付けです
2018年10月にフランスで刊行され、わずか1年で8万部の売上を記録したベストセラー。ノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマン、ダン・アリエリーといった行動経済学の権威をはじめ、心理学、神経科学といった分野で優れた見識を持つ知識人が、バカについて大真面目に考察している。

2024/12/03

第272号:みんなで学ぶ《危ない委託業》

<コンテンツ>
経済経営コンパス・ナビ
世界の大転換と大混乱を見据える洞察力
格段に科学的=その洞察力の即獲得手法
 ・洞察力とは何?そもそも世間では…
 ・知覚・感覚・表象・イメージ…
 ・『考え方さえ身に付ければ、多くの人に広まる…
 ・職人芸と言われる人たちの、ヒラメキ…
みんなで学ぶ危うい委託業?とは
 【物事の前提】
 【新自由主義者とは】
 【本年、某県知事選での小説例】
 【危うい委託業者の共通点】
誤情報、詐欺情報の、即刻の見分け方
【新しい経済社会で役立つ、本の拾い読み20241203】


§経済経営コンパス・ナビ(総務部門は経営の情報収集参謀です)
①直面は、お客のニーズに合わせた“販売手法”の有無が重要。
(巷では、これを、“競争力”に引き包めと語っている。安売りは危険)
②当面、投資や資金に頼らない。イノベーション&ビジネスのチャンス増。
③現実の地に足の着いた本物の地産地消で、事業と経済の再構築から。
https://soumubu1.blogspot.com/2024/08/blog-post.html#268-02
弊社:株式会社総務部自体が今で言う地産地消の代理店:展開をしています

詳しく詳細な話は別の機会として、米国トランプ大統領の圧勝で、その大統領就任の日から、“大統領令”が一気に数多く発令がなされるなどして激変する。為替相場が“1ドル50円”の円高とか、停戦状態のウクライナでの戦争終結とか、中東での紛争終結とか、そして、日本から相当数のアメリカ軍の撤収といった処のようだ。
その背景とは、庶民生活に至るまでの世界経済の根本問題である。そして、今、この年末段階は、大転換・激変させるための準備&予告目白押しなのだ。一般人の目に晒されるところは、秋の夕暮れの如く“つるべ落とし”である。が、~これらは、まだまだ現象面であって、物事の本質が、目前の現象にまで現れるものではない。
この冬から来年3月末にかけ、世界は大転換が起こる。ご存じのように、世界の金融資本投資(体制)が崩壊してしまったからである。その影響が具体的に現れ、新しい経済社会構造を造り上げようとする、“庶民を巻き込んだ勢力”の人たちの動きが、活発になるからである。積み上がった末の、大崩壊の切り替えだから、先見の明を持つ者に、死に物狂いで難をのがれる者は、じっと黙ってはいないから、経済大恐慌は、夜明け前に、嵐の去る前のタイミングで、到来する。自己と家族の生活防衛は、別途に準備しておくことが、肝要だ。
分かりやすく言えば、これまでの金融投資資本の輩に、「(借金が累積しすぎて)金が無くなった。」かつ、「彼らには踏み倒す道しかない。」といった事なのだ。すなわち、この世界的な金融投資資本の金銭に、今日まで、延々と長く連なって来た人たちには、「金の切れ目が縁の切れ目。」とばかりに。崩壊であるから、経済や社会に於ける“選手交代”なのである。←これが事の本質である。とはいっても
どのときでも、リーダーの言う通りに、歴史が変わった事は無い。
そして、そのとき、リーダーが居なかったならば、何も無かった。

https://soumubu1.blogspot.com/2024/10/blog-post.html#270-03


§世界の転換、と大混乱を、見据える洞察力
日本は、江戸時代から戦前戦後を通して、社会に通用する洞察力を豊かにさせる教育とか政策は、行われなかった。その理由は様々だが、日本中の“町や村や集落”に至るまで、全く無かったわけでもなさそうだ。戦国時代から凡そ700年にも及ぶ歴史で村落は、自ら自治権を持ち(惣・郷など)、少なくとも底流基盤に“自治”を持たなければ、村落は残らなかった。戦前までは、大都市自治体の教育長歴任者あたりまでの人物でさえ、「洞察力」は重要視され、少なくとも“孫”あたり(現:人口構成で言うところの団塊の世代)までは、細々とでも伝承されようとした。陸軍が企んだ満洲事変(1931年)の翌年の昭和7年度からは、“教員の整理?”が在って、どうもそのころから、日本の洞察力教育体制は、止められたようなことを、当時の話を聞いて推測(気が)する。
要するに、何人もの識者が指摘するように、今日からの「大転換と大混乱」を迎えるにあたって、即席でよいから、企業や事業そして家族に至るまで、“洞察力”を身につけることが重要だと考える。この対策をしなければ、無知極まりない一部評論家の類が、人気や話題づかみの如くに発する、「選挙運動を始めSNSの効果で、社会や経済が変わる。」といった、“罠”とか“マインドコントロール”にはまってしまう。最近の国内、知事選挙の様相を分析すると、“彼彼女らの言うSNSの力”という物の本質かつ実利は、単なる詐欺とマインドコントロールに過ぎない、とのことだ。とにかく詐欺師らにとっては、“嘘と錯覚を誘引する”事にしか、そういった禁止されるべき職業の能力しか無いのである。加えて、一般庶民の洞察力や自律を養う重要な教育柱を忘れて、戦前の教育は良かった、復古すべきだ、と強弁にする輩の如く、抽象的に「教育の問題」という人たちにも要注意だ。その訳は、そういった主張の人の話をよく聞いてみると、単なる「文句を言うだけの人」ばかりだ。
①全体主義者であったり、
②4世紀のカトリック修道院から踏襲する“自我を捨て去る”訓練教育だったり、
③“マウントを取ってくる人”なのである。
④その他を含め、いずれも縦型社会で、上を見て、生きてきただけの官僚主義が好きな(中身が空っぽの)人なのだ。
1789年フランス革命のとき、
合言葉は、「迷信を聞くな」だった)


§格段に科学的=その洞察力の即獲得手法
今更、巷に転がる、心理学や精神論が基盤に成っている、洞察力の類を、調べ学んでも、全く以って時間的に間に合わない。そこは、科学的(何時でも、何処でも、誰でも役立つ法則性)な性質が要なのだ。加えて、洞察力が先行している人物と、科学的洞察力を始めた人達とには、科学的分析力&実行力が共通しているから、共に実現し成果を得る事は速くなる。
トランプ大統領を始めとして、世界の多くの国で活躍するリーダーは、いわゆる“宗教(観)”≪宗教団体ではない≫の重要性を話している。だが、筆者は宗教観を全面否定はしないが、宗教観には、【頃合を見計らって諦める。】といった教えが存在することに、必ず注意し&その意図を知る努力を要する。そして、人類はその壁に対しては、理性を働かせ、“自由・平等”の社会制度を設け皆で発展させ、全般的分野の科学技術の研究に社会で力を注ぎ・励み、共に文明Civilization進展と変化を繰り返してきた。(ちなみに、科学の始まりとは、ニュートンが述べるには、「神の計画と教えの法則を発見する」との主旨からとしている。)
科学的:洞察力は、若年層が陥りやすい、“あらゆる意味での要領の良さ”とは全く異次元の作用であり作業である。今日、国内の知事選挙などで流行の、“要領の良さ”も然り、科学的洞察力で簡単に見透かされる代物なのだ。
洞察力とは何? そもそも世間では、どのように思われているのか。
通例の通り、いろいろな言語の背景によって、日本で言う洞察力とは、概念が他国とは、少々~大幅に異なるようである。様々な学問分野からも、様々分析されていて、定説一つという訳ではない。が、人類は、科学技術や社会運営技術(官僚組織とか民主主義制度など)に代表される文明Civilizationの進展とともに変化を繰り返してきた。その変化の根幹底流と言われるものが文化であり、そのツカミどころの理解をしようと試みる目的で、人々は表面的には思考を分割し、分野別学問蓄積の形態を用いている。
言葉や・名称ごとに、意味とか思考を分割すると、未文明の形而上学とか、知識偏重主義(未熟な主知主義)に陥り、論理構成ばかりか、精神的に変調をきたすとされる。
物理学などの“量子論”にあっては、『知覚・感覚・表象・イメージ』
といった、この伝承記録の蓄積作業からスタートしている。
これをボグダーノフは“哲学者スピノザ”から得たとしており、「そもそも、人間には見聞きすることができないものごと。」であり、そこで併せて、「理解の論理構成を組み立てるには人間であるから。」として、1920年代初頭に完成されたボグダーノフの『組織形態学―普遍的組織学―』が完成した。この書籍を読んだ、アインシュタイン{一般相対性理論}、及び現代のサイバーの基本となる『サイバネティクス(通信工学など)』を打ち立てたノルベルト・ウィーナー。さらにその後に影響受けた「一般システム理論」のベルタランフィの概念に対して、“ヒントや先駆け”の数多くを、「組織形態論」の書籍から与えられたと云うわけだ。
“量子論”における現象の蓄積作業は、人間の頭脳にメモ帳。国鉄の列車運行表は模造紙の巻物に定規で手で(1963年ごろまで)書かれた。数百程度の現象を蓄積するのであればExcelで可能(経営学の一部でカオスの分析と施策)に確立するとか。その商業的商品のお話が、=極めて大量の蓄積作業を“量子コンピューター”という名称のメカ機械を使って行う、と言っているだけの話なのだ。あなたも、初歩なら即できる。
『考え方さえ身に付ければ、多くの人に広まるのは間違いない。』
私筆者の体験では、その初歩的な事は子供の頃からやっていたような気もする。一般社会であれば、有能な職人芸を行う人達は、かなり閃きとか暗黙知やメモ帳でやっているのではと思われる。高級ホテルで西洋料理のコックさんの料理研究方法は、筆者が20歳の時に眺めさせてもらった勉強法でもあった。すなわち、少なからぬ職人的技能や技術を持つ人たちは、成功体験の経験則(確かに日本独特らしいとの事)として、“量子論”と同一の論理構成理解を組み立てているのではなかろうか。
要するに科学的理論化を専門的に果たすのは、学者経験も必要だろうから。もしかすると、日本の職人芸を養う方法の柱も、「確かに日本独特らしいとの事」ってことも、ギリシャ・ローマの教育方式から来ているとの学説も有力であるようだから~である。
量子物理学などの“量子論”といわれる、物事の解明方法は、古典物理学といったものとは大いに異なる。量子物理学の識者の多くは、ニュートンを始めとする“古典物理学”を、「単なる確率の問題と捉えた方が妥当だ。」と言いきる。併せて、古典物理学の理論全般では、現実世界を分析することができないと言い切っている研究者が多い。
知 覚 感 覚 表象・イメージ
ある程度の様々な知識をきっかけに、
物事の現象とか本質をつかもうとする
作業能力なのか。
過去に蓄積された、
様々な経験の様々無規律な記憶が、
明確な基準もなく思い出されたことをきっかけに、物事の現象をつかもうとする作業能力のようだ。
知覚とか感覚といった作業能力で、把握しようとしたことを整理し、主に脳内その他で蓄積された概念の中で、法則性や現存の科学性に至らず、脳内に浮かび湧く様の作業能力のようだ。
いわゆる職人芸と言われる人たちの、ヒラメキとか暗黙知とは、
アプリオリ(極めて複雑な認知や事象が現れる前の予見確率など)については、
幅広い長年の体験学習で身に付くと言われている。
しかし、=経験や技能技術が未熟な水準の許のうちは、
知識偏重主義に陥り、錯誤や誤りに気づかず固執する傾向が強い様
(現実の仕事や社会では有害)を避けることである。


§みんなで学ぶ危うい委託業?とは
年末から、来年1月のトランプ大統領就任、そして日本にとっては、来年新年度までに集中する、新しい時代への、大転換に関わる動きの数々。今の日本からすれば、アメリカを始めとする世界経済の動きに、従来から影響を受ける日本であるから、それに対する心構えと準備は欠かせない。
とりわけ、世界の金融資本投資経済の末端で、かろうじて維持されてきた業者や企業は、徹底して“金の切れ目が縁の切れ目”といった状態であって、ことさら“金銭だけの関係で信用が無かった業者”は、一気に将来見通しが無くなったものだから、「死に物狂いで毎日を過ごし」、そういった社会風潮が、SNSといったベールを装って、彼彼女らの仕事確保とか立場保身を目的とした、「誘引行為」が、更に広がるだろう。
無知な政治屋だけでなく(ビジネス右翼)一般事業主も襲われる
それ、選挙戦の世界にまで。その際どい工匠な手口、今の話題から学べる。
詐欺とか犯罪から、自分を守り・被害を防ぐに、歴史的にもマレな教材だ。
刑事や取締法、民法や契約にかかる法律の教科書を読むよりも、勉強になる。学習といったものは、そもそも、色んな人と皆で討論すれば現実現場で役立つ。この事件は、何時でも誰とでも“討論”を始められ、犯人らに騙された経験や能動的体験(SNS選挙活動)に晒された人も身近にいて、仲良く“討論”は勉強になるのだ。

(今から300余年前の、1689年の英国名誉革命直後に大量印刷の機械が出回り、当時も今とよく似た数量規制の論理や意見があった。が、ジョン・ロックは、当時規制は、しなかったと記している。そして事の本質は、現在のSNS共に、変わらない。

なお、県民局長の公用PC内に在ったとする、私的交際文書とは、兵庫県幹部らのPC引き上げ後に、“その公用PCにダウンロード保管された捏造”疑いが浮上(このメルマガ作成中に入った。12月1日に当該画像付きYouTube配信動画)
むらおかコメント:これ懲戒処分の根拠事由が無くなる可能性!良かったね。
さて今般、そういった社会風潮のキッカケとなったのが、
『103万円の壁ゴリ押し&その党の党首の不倫?話題』あるいは、
某県知事選における、公職選挙法違反とセットになった、投票:詐欺誘導、選挙動員詐欺、SNSでの運動買収』などの事件である。これらは、
現代日本を発展させるための、“詐欺行為や詐欺商法全般”の撲滅に向けての、歴史的な“老若男女を問わない大勉強会”のチャンスなのである。経済とか社会とかの制度の、日本が新時代に向けての、大きな歴史的スポットであることは間違いない。コロナ感染蔓延とか、選挙投票の詐欺誘導とか、新自由主義経済を装う詐欺・悪徳商法の刑事犯罪撲滅とか、カルト集団の手法には、単なる詐欺が併せて行われるようになり、これらが自由平等の市場経済とか民主主義に反対する動きであることには間違いない。
そして、縦型社会とは異なり、日本人の自律や自己決定権は、地産地消から再スタートする日本経済の技術や技能の蓄積、日本各地の固有文化価値商品から、世界の多国への進出には、どうしても欠かせない日本の基礎ベースである。
数多くの輩による新自由主義を標榜する者の刑事法犯罪&軽犯罪の数々、事業経営能力に、職業能力水準の無い輩の詐欺や詐欺的商法といったものは、社会に蔓延るほど日本経済を低迷させているのである。
今や、この事態は、『正義だ悪徳だ合法だ違法だ』といった、悠長な話題や気持ちの問題ではないと言える。

【物事の前提】
歴史的な大きな、社会や経済構造の転換の時期には、新しい時代に適合したシステム(制度)とか、仕事を始め社会生活を改める上では、従来には考えられなかった物事や哲学が用いられるようになる。ところで、現在の社会は、日本においても、その基盤が、「自由・平等」に資することを要する(日本国憲法と、その諸法令)もであるから、様々気ままな理由があったとしても、認められる訳ではない。それは、家庭内においても、夫婦+3人(赤ちゃん誕生含め)寄れば、わずかに簡易であっても“哲学”(簡単便利な論理構成からして)を要するのである。
『子供は親の所有物ではない』から始まって、“物理的または精神的圧迫”を行使してはいけないのである。ここが、「自由・平等」の原点であって、その“自由平等”が未熟な時代に比べ、発展し新たな民主主義の発明へと至り、繰り返すわけだ。すなわち、こういったことから、刑法の類、民法の類、取締法(現在500弱)が施行されているわけである。

【新自由主義者とは】
日本における、新自由主義(経済)を唱える人たちの実態は、様々な“自由”を主張・論述するが、その実は、単純な、刑法・民法・取締法そして軽犯罪法の違反行為の主張に過ぎないのだ。更には、彼らの、“経済学めいた言説”は、新自由主義経済学の創設者であるハイエク(1899年~1992年)その他の研究者の論説や類に至るまでを、取り入れた形跡・痕跡は見当たらないのだ。すなわち、新自由主義の“名称ばかり”だけなのである。要するに、単なる法律違反・詐欺・制度無視そして「いざとなれば、その罪を他人に擦りつける。」といった特徴を持つに過ぎないのだ。

【本年、某県知事選での小説例】
この小説は、某知事選の“2候補とPR会社側らのYouTubeと関連記事”を視聴する作業で、自由平等の為の“社会”の制度と現在に至る歴史と突き合わせることで、自ずと浮かび上がって来た小説(何処に混迷と公選法違反を招来したのか)である。
いわゆる“SNSの活用”で、「新しい選挙運動の形や方式が生まれた。」などと称する人物が、モノ珍しい論説(珍説)を、ことにSNSの世界で繰り返している。ところが今般:知事選での2候補者(ST氏NT氏)の話題をよくよく観聴きするまでも無く、某県の行政幹部と百条委員会の、“S候補に加担した議員数名”が、重過失(事実上の故意)で漏らしたネタを素に、2候補とPR会社が何らの根拠も無しに、一般の事情に詳しくない人たちを欺く目的でデマを捏造拡散し、また、SNSの専門用語を並べ欺罔(ぎもう=刑法専門用語)することに因って、あたかも「何か目新しい事」が生じたかのように、錯覚させる話が現れた物なのだ。筆者の私などが、よくよく目を凝らし耳を傾ければ、それは単なる、“SNSによる大量の話題拡散でしかない処理”に過ぎない。
まして、くどいのだが、その内容ともなれば共通して、単に良識の無い人への心理や不愉快感情に向けて、根拠が曖昧な「名刺し(なざし)や名詞を強調する言葉づかい等、物事の関連や因果関係が薄くとも」、“敢えて強弁すること”で、“相手を騙し欺罔(ぎもう=刑法専門用語)すること”で以って、簡単にいえば“相手を錯誤に陥らせるように事実を偽る”という行為なのだ。
その次にスマホ認知症に陥った若者や中高年に向けては、SNSに現れる文字や漢字が有効に使われている。文字や文章を軽視する人たちにとっては、“仕草や表情で以って(共感ではなく)同調を求めたり強いたり”といった主張(手法)である。だが、それらは、公職選挙法違反であることを反復継続(違反を知りながら行われ、或いは違反を放置しながら)して、2候補者(ST氏&NT氏)とPR会社が行ったところに、大問題が在ったのである。兎に角、思考がその場しのぎであるために、詳細の物事における矛盾が、次々と発覚し続けるのだ。公職選挙法違反に伴って、投票率の数値は上がった。選挙法違反が確定すれば、高投票率の結果も含めて、選挙は無効である。
刑事法等、取締法(500弱)違反行為には、悪徳や悪意に基づく動機が強い。
動機により罪の重さも変わる。その動機を背景に推定とか詳細点検を繰り返す作業によって証拠発見や証拠確定も容易だ。危うい委託業者の発見は、この作業だ。

それらデマを捏造拡散&詐欺の実態は、戦前のナチス・ドイツのヒットラーが用いた手法であり、日本での大日本帝国では、満州事変(1931年)の前夜、全国各地で(満州の地名さえ知らない観衆に向け)、帝国陸軍の“佐官クラス”が、満蒙開拓の“夢物語繰り”を広げたものと同様の世論手法だったとのことだ。

なお、補足だが、「ヒットラーは選挙で選ばれた。」と釈明する人が存在するが、それはあまりにも近視眼の現象による無知である。歴史を紐解けば直ぐ分かることだ。そのとき、“反ナチスの活動家”は、次々とナチスに身柄を拉致され、いわゆる“ドイツの黒い森で暗殺された”のである。そしてドイツの警察は動かなかった。むしろ警察は、収容所送りをされたユダヤ人の空き家に残った、衣服や装飾品に家具や什器備品などの家財道具を、バザーを開催してドイツ人らに売り払い巨額の利益を得たのだ。して、一般庶民のドイツ人は「贅沢品を安く入手できた。」として大いに喜んだ、正に地獄だ。この世の中は理屈ではない、これが歴史だ。

先月の失職知事の、某県知事選挙:当事者の動向は、様々な証拠に基づく論説が、今もなお、繰り広げられているとの、事態にはなっている訳ではある。が、警察などの取締法(公職選挙法や贈収賄など)による捜査により、さらに詳細な事実が判明することとなる。現在は、様々なSNSを始めとする呼びかけもあって、一般の人が観たり撮影したり入手した、選挙違反の証拠が蓄積されつつある段階のようだ。私の、現在知る限りは、某県が行った“知事によるパワハラ・アンケート”とか、“自殺した方の『百条委員会を想定した質疑応答集の書面』(その写しは某ジャーナリストへ渡ったとのこと。)”等である。
そこで判明した事は、某県知事の側に屯(たむろ)し、その中枢に寄り添った輩の共通点が、見事に露呈してしまった事だ。彼らに共通している点を整理した。
もちろん、危うい委託業者の見極めにも役立つし、危ない候補者も発見できる。

【危うい委託業者の共通点】
イ)某県のST知事を始め、あまりにもその道の職業能力が低いことである。これは、いわゆる縦型社会組織では忘れ去られた項目ではあるが、知識もなく能力水準が低い状態とは、“倫理観の無さ”の象徴なのである。職業倫理と言われる項目で、無知や能力の有無は、重要だ。

ロ)彼らは共通して、その場しのぎのデタラメとか、詐欺行為や他人を欺罔してでも、自らにとって上手く要領よく行けば、結果は問題ないといった、極めて自己中心的内心を旨とする人物なのである。よって表面に出るパーソナリティー(=とは、性格に更に、+知的能力に関する個人差が加わった性格)に、ギコチナサが現れる訳だ。

ハ)それらに至る、彼彼女らの信念として、言語の用語意味による理屈論理に頼り、横・縦・斜め・背景や将来といったその他周囲との関連が整理できない乃至は行わないのだ。まるで、中学生程度の会話力のようだ。

ニ)いざとなれば、他人とか世間(社会ではない)に、罪をなすり付ける。彼彼女らは、社会という制度が、“自由・平等を充実させる手段”であることを知らないのだ。もしくは、あまりにも自己中心主義のため、自由&平等(=いわゆる社会正義)といったものは嫌いなのだろう。

ホ)よって、これから世界や日本が迎える、新しい経済や社会の骨格構築において、こういった^彼女らへの委託は、やること成すことが危ういのである。賃金労働者(彼彼女らの能力のうち、労働力のみに限定して事業主が買う→細かく管理する)といった賃金労働契約ではないとすれば、彼彼女らとの委託契約という信頼性は、今後の日本社会では極めて危険(本人に詐欺の自覚や“悪徳や怠惰”の自覚が無いとか等)なのである。=(委託の)契約の成立(=申込の意思と、その承諾の意思の一致&その一致時点)が、「危うい委託業者」とでしか成り立ち得ないのである。今般の某県S知事も、本人にとっても、“危うい委託業者”といった理解ではないかとの懸念も、否めないのだ。だとしても、決して彼らは、精神疾患ではないから、念のため。
この度、兵庫県知事選挙、SNS選挙運動で、運動員買収や
有権者への詐欺の行われた可能性YouTubeやLINEで

ヘ)“危うい委託業者”ばかりか、労働契約、請負契約、その他あらゆる人との契約成立にかかわる、履行や完成その他の物事に、関係する。世界の大転換と大混乱の時期には、決して気の抜けない、何よりも厳重注意点だ。実印の印影も、印鑑証明書と共に、複写されかねない時世でもあるから。


§誤情報、詐欺情報の、即刻の見分け方
異なる3つの情報源が、一致する情報なら、まず、OK!

情報の話の、論理構成や整合性は、成り立っているか。 単なる刺激的名詞の寄せ集め話ではないのか。

皆が「言ってる、やってる。」との話は、極めて懐疑だ。

(この3つは、詐欺師の話法の、真逆なのである。)


§【新しい経済社会で役立つ、本の拾い読み20241203】
いわゆる“民間療法”、これは経済不況、さらには経済危機が深まれば、大きく流行るといった現象傾向が常に現れる。そこには科学的根拠もなければ、何らかの法則も無さそうだ。
言える事は、経済の最前線で働く人は、どうしても体力勝負に成らざるを得ないから、疲労とか疾病・病気を恐れているのだ。意外にも、(疾病ではない)怪我や負傷は、大して恐れてはいない。
そこで悪徳業者は、貧困と疾病の不安に付け入って、お手頃価格(3000~4000円)のサプリメント(役にも立たず害もない?)を売り込むわけだ。焦って、思考の論理構成が無かったり、科学的視点が無かったりするから、すぐに騙されて、手を出してしまう訳だ。
ちなみに、夕暮れ時に疲れを感じた場合、手軽で安全な対処法は、→コップ1杯の0.3%食塩水を一気に飲むことで、血圧が上昇し元気になる。にも、かかわらず栄養ドリンクに手が出てしまうのだ。
今回推薦する2冊の本は、機能食品とか睡眠効果に関して、徹底して科学的研究の成果としての書籍である。YouTubeで現れる内容等ではない。興味本位に、そのページの流し読みをするだけでも、幅広い関連研究をも披露する手法で執筆されているから、「ワラをもツカム焦り」から解放され、読者のあなたには教養が身に付くことだろう。
そういった教養に基づく、落ち着いた判断が、家族や好きな人を守り、事業経営を守る基盤に至るのである。かの、コロナ感染の際に、焦ってしまって後遺症や健康被害を招くとか、事業経営でも「緊急融資」や「雇用調整助成金」といった、毒饅頭を食ったがために、“思わぬ破たん”を招いた人も少なくないのであるから。

①『最新科学で発見された 正しい寿命の延ばし方』
2024/2/9今井伸二郎(著)総合法令出版
老化を遅らせる→赤ワインよりも、サークルをジュースで飲む。ルテオリンも食用菊から摂取してみるとか。カカオには様々な健康効果がある。“コエンザイムQ10”と、それが多く含まれる食品も。そして、シワや皮膚のたるみに至る老け顔に至る話まで、寿命に関する食の最新科学の視点から=機能性食品研究者が解説している。(むらおか:印象)

②『眠っている間に体の中で何が起こっているのか』
2024/2/2西多昌規(著)草思社
脳をはじめ、心臓や肺、胃腸、骨や筋肉、免疫、内分泌、泌尿器、皮膚などが、睡眠中にどのような状態になっているのか、
また睡眠不足によってどのようなダメージを受けるのかについて、
世界中のさまざまな研究をひもときながら検証。(本書から引用)

2024/11/05

第271号:経済の激変に、構える $は即売

<コンテンツ>
経済経営コンパス・ナビ
イノベーションの閃き、そのキーポイント
AI=ChatGPTその他AI(DX等)の、限界と崩壊
【特集】聴覚神経科学の最先端、音や音楽で脳や思考は変化

§経済経営コンパス・ナビ(総務部門は経営の情報収集参謀です)
 歴史的経済激変に構える。その内容は予見できる。
  この6日:朝から、次々Newsが飛び出す。通貨は即売る
 イノベーションのチャンスを、逃さない。見逃さない。
  洞察力と創造力で、そのチャンスの数は増える。
 発見!聴覚神経科学:最先端“音と音楽”で脳や思考は変化


§イノベーションの閃(ヒラメ)き、そのキーポイント
それは身近な、事業や経営そして生活から考えて見ることである。
洞察力(細かい)と創造力(奇抜でこそ)がチャンスの数を増やす。
およそ多くのイノベーションとか発明とは、そういった日常からヒラメキの数を増やすことから始めているようだ。だれも統計調査は行っていないから、数値的裏付けは無いが、この法則(何時でも何処でも誰でもの法則=科学)は確かだ。ではポイント。

A)ちょっとしたヒラメキで、何かの商品化には至らずとも、一般作業とか販路開拓の“ちっちゃな改善”でも、相当の手間とか金銭の効果が生まれている。パソコン入力をするより、メモ紙や張り紙、ホワイトボード、何なら模造紙に書き込んで張り出しておく手法が、効率的で且つ早く・チームワークを得ている効果は、いっぱいある。これに企業規模を問わない方法である。部下や社内に手紙(メール)を送っても、公務員の官僚組織でもない限り、読まないし、読んでも意味を解さないのは、当たり前である。【身近例】有給休暇台帳(法の定めは事業場単位保管だ。)をPCに入れておくと、問い合わせ・届け出受理・計算等での時間の浪費とかの、細かいことからだ……。
https://soumubu.naniwa.work/download/template/template2/yobo/daichou.html

B)イノベーションは、金銭をかけて投資をするものと、“大間違い”をしている人が、上から下までの殆んどである。何故ならば、“縦組織の権力構造”及び“金融投資”といった、一辺倒な経済構造の定石しか教わらなかったからだ。その、縦組織も金融投資も、今般:世界的に崩壊してしまった。殊更、日本では、税金を取られ、その税金でアメリカの不良債権や武器などを買わされ、もはや縦組織も金融投資も、動かす種の資金は無(金の切れ目)い。

C)新自由主義(実は、自由どころか規制緩和または不正収益の他者への迷惑)であるから、元からサラサラ、イノベーションなんかする気はない。「新自由主義」とか「規制緩和」を、口にする経営者とか政治家というのは、皆この類だ。且つ彼らは皆、同じ結末に至っている。拝金主義と言っても、内実は詐欺横領犯でしかない。IT機器を初め、多額割合のリベートを抱き合わせた:購入&誘引(ゆういん)の抱合せともなれば、イノベーションとか作業効率化も、実態結果からすれば、論外ばかりの代物であったのだ。
D)顧客への挨拶言葉『お困り事は何ですか』
は、社外に向けての、イノベーションのキーポイントなのである。


§AI=ChatGPTその他AI(DX等)の、限界と崩壊
『それ、地域密着で細目な生成ソフト開発(ネット無料ソフトもOK!)で解決』
その限界と崩壊の決定的原因は、一方的(手抜きを伴う)縦型の資本投下(大手金融資本であったり大型公共事業)に委ねたことに尽きる。その限界と崩壊の一端を、調査した報告に基づきまとめた。根拠の無い推測、憶測に恣意的な思考は除いた。
『IT業者の、白昼夢の如き誘引に、乗せられない』
イ)AIが検索をする処のデータ量自体が少なく追いつかない。
ロ)データの質量が貧弱であったり、データが偏っていたりすることで、どうしても間違いを産み、瑕疵を生じたりしやすい、その自覚さえ生じ得ない。
ハ)まだまだ高度な知的活動が、AI単独では判断できないから、そのために検索データの入力人材たる、専門家や知的科学的技能者が著しく不足している。これをを、IT先進国とは程遠い世界の、アフリカとかアジアに、グローバルに、かつ低賃金(例:ケニア=時給300円程度)なので、人手不足に拍車をかけている。
(参考?意見)https://youtu.be/OJ9_JP_0ThU?si=MIHOymQ2OrHNwyLf
ニ)AIのソフトは、英語で組まれていることから、他の言語圏に、とりあえず用語翻訳が“在る”としても、“思考方法”は言語により異なることから、適切な「検索データ整理」とか、「利用者言語にマッチした、“思考方法”」を用意することは出来ない。ここでも、やはり、間違いを産み、瑕疵を生じたりしやすい、その自覚さえ生じ得ない。
ホ)(低賃金)の人手不足のため、グローバルに海外へ作業を外注するから、世界の主な商用(交易交通?)言語、それは=フランス語、スペイン語、中国語、ロシア(ウクライナ)語、アラビア語といったところだが。更にここで、各々の国内方言が重なり交差する訳である。日本ですら関東と関西の方言(生活や思考のスタイル差異を表す)で、誤解が生じ確執に至る事は、よくある事、にも関わらず繰り返す。なぜなら、商品経済の主流として流通する完成品(商品の姿形)は、高利潤率商品こそが、地域の固有文化価値をより多く含み、その生産を支えるのは、その地域の全般的労働能力(切り売りされた単純労働力)ではない。その全般的労働能力を育て、供給し、下支えする固有文化価値の体制が存在するからである。それが、その地域の言語であり、思考パターンで成されている。この経済原則に留意していないから、多種多大なロスを生じていることに気付かないのである。
ヘ)シリコンバレー(米国のAIで有名な地域)の成り立ちが、日本の巷では神話となって&嘘となって、誤解をされている。その実のところを調べてみると、神話とは真逆だった。シリコンバレーの誕生から繁栄に至った経済産業育成経過は、次のとおりなのだ。近頃の日本では、IT半導体工場の誘致をはじめ、様々な事業とか企業誘致が思い付かれているが、真のシリコンバレーの教訓は有益だ。
カリフォルニア州サンタクララ郡は、果樹園であったシリコンバレーを、根本から新産業地域にする戦略にした。
①より安定した労働力を確保するために、アメリカに移民する人々に焦点を絞った。
②大きなポイントは、住民の児童以下の子供の医療費を全額無料にした。
③交通の便を良くして通勤も煩わしくないよう路面電車の交通網を優先整備することとした。
④その電車駅の周辺にバス路線を接続するようにした。
⑤自動車道路は、新しい産業の発展を阻害しないよう制限した。
⑥こういった都市計画と施行を進展させる中で、いわゆるIT企業とかを誘致し、
⑦1967年あたりから、それまでに在った古い大学らを含め大学教育を充実させていった。決して先に大学が在って、その後にIT企業が進出して来た訳ではないのだ。
⑧そういった、労働力の確保、交通網や交通手段の確立、IT企業の確保。
その後になって、この地にベンチャーキャピタルの投資が為されたというわだ。
⑩そういった計画的成長に導かれている。
⑪余談であるが、こういった計画の中には、公務員や周辺施設や環境に影響を及ぼす団体や、その他各種門間団体の政策ブレーンに、大学院卒業者の専門科家を導いたたことも確かな政策柱の様子だった。
(日本には無いヤリ方を、筆者は2017年頃に知った。とても驚いた。)


§【特集】聴覚神経科学の最先端、音や音楽で脳や思考は変化
この記事は、科学的な根拠も無く、無制限に音楽、音源、音楽療法等を推奨する意図は無い。AI機器(商品売上優先)の落とし穴とか、自我の否定を強いる=4世紀修道院の伝統手法(縦組織維持)の音楽教育等に、翻弄されない為の、科学的根拠も紹介している。音楽に留まらず人類進歩、言語文化、社会制度にも及ぶ。
人間は他の何かと「意思疎通」を試みるとか、行うにあたっては、いわゆる“音”が、極めて重要な役割を果たしている。ところが、SNSが広がるにつれて、伝達とか記録の類は、一面が大いに機械化されることから、一見便利になったと勘違いをされている。それは、“音”が幾重にも複雑に「意思疎通」に絡まっていたことで、かつ、それは人類や民族の頭脳が機械やメカニカルMechanicalを超えて機能する可能性を持つ。だから「意思疎通」の基盤から“音”に至るまでの訓練やノウハウを積み上げ、そうして、理性を語ることが出来たからこそ、“自由・平等”のための社会制度を維持することができ、“量子物理学その他”とか、“Art域労働(芸術性)の世界またはエステAesthetic(唯美主義)の世界”にまで、更に加えて、様々な諸文化または諸レベルの分割(学問)を用いることで、経済を成り立たせることを行って、より質量の多い幸せを、「紆余曲折の下に目指している。」と考える程度が妥当なのである。
ところが、意思疎通を妨害する要素も、いわゆる“音”であることが、聴覚神経科学の分野で発見された。また、いわゆる“音”を発声する初期の初歩の段階で欠落することで以って、大きな誤解や誤り、そして、メカニカルMechanical(日本で、よく言う釈明の、“事務的な行為”と、偽った作為の言い訳表現を使うことも思い付いたのだ。これこそが、
SNSとか伝達記録では、文脈Contextや共感Empathyは伝わらない。』
と、そう言い切ってしまう通りなのである。或いは、文脈や共感の、それ自体の存在に気づかない現象(=スマホ認知症、発達障害、“でくの坊”、知識偏重主義等での“知覚現象”)が蔓延させられているのである。そしで、聴覚神経科学は、いわゆる“音”の欠落や脳の機能との関係を解明しつつあり、若年就労層のロボット化(洗脳も含め)に向けての対処の試みとか、高齢就労層の認知症改善に役立つ手法(精神医学治療の手前)とか、言語や音楽(ことにリズム)にあっての“音”の欠落や聞き取り欠落(騒音の妨害)といった事への対策を提示している。
そこで、聴覚神経科学のエピソードを、仕事や職場で容易に応用できるように、今般、次のような一覧表にまとめてみた。いくら心理学とか精神医学で論じてみても、“音”の欠落で、知覚も自覚も行われて居ないのだから、縦型統率産業組織の、
『やってみて、やらせてみて、ほめなければ、人は動かない。』だとか、
大手企業の『小集団活動』、ソ連が真似た『НОТノット』にしても、ことごとく全て論外な対策でしかないのだ。
(主な参考文献)
『音と脳-あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚』
著者:ニーナ・クラウス
2024年3月1日 出版社:紀伊國屋書店

音と脳が意思疎通の要だと、最先端:聴覚神経科学の発見集大成。(総引用件数は4.4万件を超える。)

aaa)言語のルーツは、音(生演奏・肉声に限る)である。すべての音声言語に共通するのは、それを読むにも、音(生演奏・肉声に限る)を理解しなければならない事だ。音(生演奏・肉声に限る)を聞くと脳は特定の電気パターンを発し頭皮電極で測定できる。AI音声は、そういった電気パターンが欠落する部分が頻繁に在るのだ。

aab)脳(脳波)は音楽にも存在る、明瞭なリズムRhythmと、暗示されたリズムRhythmの両方を、生み出して強化する。話し言葉に存在する“同一の音”でも、その音は四拍子Time内の“一拍目”の時点に生じる基本周波数への強勢反応が強くなっている。(日本語は、八拍子で、通例は会話が成される。)

aac)言語には、実際にリズム(文章も然り)がある。リズムは本来、発音の一部だ。(リズムRhythmと拍子Timeは異なった物であり)どの音節に強勢が置かれるかによって、言葉は名詞にも動詞にも成る。話す行為にはリズムがある。



(鳥の歌う地域は農産物が豊かだ)
aad)規則正しく予想通りのリズムRhythmを持つ音楽を聴いていると、楽しくなったり感情が高まったりする。予想リズムに在るべき音が無ければ脳は喜ぶ。リズムに基づいた言語訓練(リズムに同期)は、言語や読字やコミュニケーションの技術テクニックを高める。

aae)クリアな音(生演奏・肉声に限る)を耳に届けることによって、音に対する脳の反応と読字力の向上が見られる。雑音や反響を抑え、音(生演奏・肉声に限る)の各要素を強めて鮮明にする聞き取り補助装置(イヤホンや補聴器)ならば、とても聞き取りやすいクリアな音を届ける。

aaf)人工的な言語パターンが、耳慣れたモノになると、肉声の子音・母音に含む倍音に対する神経反応が強くなる。規則的な言語連続の中での、倍音に対する神経反応が強くなるのだ。

aag)言語に問題を抱える子供は、こういった暗黙ルールを導き出せない。耳の聞こえない場合は視覚的注意能力にまで及び言語パターンを作れない。自閉症の子供は人工的な言語では特有パターン活動を示す。一方、長期間を過ぎた後々でも、音楽(生演奏・肉声に限る)に慣れ親しむと上手く処理できる様になる。

aah)日本人は声に基づいて感情を判断する。が、ドイツ人は顔の表情を重視する。概ねの日本語は、八拍子の形式で話される。第一拍目と5拍目に生じる基本周波数への強勢反応が強くなる。英語は、アクセントが大切と言われ、フランス語は言葉内の発音の間が大切と言われる。英仏の言葉スペルが同じでも発音が異なるのは、近世の英仏歴史の的対立=英語側が同一発生を拒んだ習慣に在ったとのことだ。

aai)言葉の格差にあっては、貧困環境での育ちは、脳に直接的に不利な影響を及ぼし得る。低所得者地域の子供は高所得者の地域よりも、言語と読み書き能力が平均して劣っている。幼児期にどれだけの言語にさらされるかが、最終的言語の発達に影響を与える。学校教育を修了していない母親を持つ児童青少年等の反応は、言語が無秩序で雑音に惑わされやすく、話し言葉の倍音に対する反応は鈍く一貫性が低い。その解決策とは、音楽(生演奏・肉声に限る)を行ったり、別の言語を話し(バイリンガル)たりして音や音楽(SNSまたはデジタル等の、カットされた音源は除く)にまつわる経験を豊かにすれば、基本的な音要素の処理は出来るようになる。人間の脳の一部分では、美しいもの(希望が湧く:芸術性のある)を見聞きすると、血流が増加することも神経科学では発見されている。
aaj)前項の解決策は、音楽に関するブランクまたは空白期間があっても差し支えない。高齢者で認知症などの症状が認められてからでも効果がある。いわゆる“音痴”だと自覚する人物でも、二人だけのマンtoマンで一緒に肉声を出せば、中学生なら15分以内で“音痴”が解消する現象と同じだ。

aak)ところで、バイリンガルの人物は二つの言語各々で感じ方に違いがある。第二言語で話す場合の方が感情を強く感じない。バイリンガルの人物はたくさんの人と話ができるのは確かだ。ところが、ふたつの共通する言葉でも両言語共に、各々思考する上での語彙(ごい)が異なる。そのことから、自ずと翻訳などをする場合、理工系分野を除き、語彙数は相対的に適用語彙数が少なくなる(=選択する知識は広がるが、組み立てる知恵質量に制限が生じる)。したがって、バイリンガルの人物の思考力は高くなるのだが、両方の言語を話す質量時間が少なくなる為、バイリンガルは言語障害だと見做されかねない。或いは、一方の言語でもって、物事を深く思考するにも、両言語の語彙(ニュアンス)混乱が生じやすく、深く広い思考の困難が(筆者むらおかの周囲数人にしても)数多いようだ。だが実のところは騒音の下であっても言語でない音であればこそ聴覚処理で上手く聞くのが得意だ。
aal)フィンランドでは多くの高齢者は合唱に参加することで触発され、その大規模調査によれば、合唱グループに加わった高齢者では、孤独は減り、生活の質が向上した。健康状態に関する測定結果では、合唱に参加している高齢者は、通院回数や処方箋の量、転倒回数などが一番少なかった。つまり音楽は、生活の質が向上し、記憶力が良くなり、全体的な幸福感が増すといった恩恵をもたらし、更に高齢者の記憶障害や認知症などに直の影響を与える。
aam)先に述べた聞き取り補助装置の進歩はめざましい。聴覚は、人類が読んだり書いたりするようになる前の、何10万年前に進化した。理解と記憶に関しては、文書に書かれた物よりも、文章を聴く事は文章を読むことと同等との効力だ。また、音読(肉声に限る)をすると読んだ物事を記憶しやすい。

aan)なぜ音楽家は、周囲の騒音の中でも話を上手く聞き取れるのか。音楽家にとって欠かせないリズム、話し言葉にリズムがあると、騒音の下でも隙間を埋めるのに役立つ。騒音によって話が聞き取りにくくても、根底にあるリズムによって、理解できない単語を予見し易くもなる。音楽家の有無を問わず、会話をたどる作業に欠かせないワーキングメモリーが優れていれば、騒音下でも課題に対する処理能力を発揮して、意味が複雑で長い文を聞き取ることが出来るとされる。(音楽家はピッチの高低と音パターンの変化をたどるのに長けている。)音楽は好奇心と共に記憶スキルを高めるのに役立つとされる。

aao)著者ニーナ・クラウスが語る(引用p.182~)1、『音楽家として進歩する人は、最も演奏したがる人らだ。音楽家に向いている脳と体は、確かにあるようだ。が、長期的な研究では、生まれはどうであれ音楽教育によるものが強力な証拠を示している。』だが、教育の時期や期間、或いはその内容とか教育方法、教育の無かったブランクの期間といった法則性は確認されていない。重要な事は、脳が変化するには、音楽指導を受けたことではなく、演奏を始めてからのことである。

aap)著者ニーナ・クラウスが語る(引用p.191~)2、『子供は真似るのが大好きだ。まず、曲を演奏(生演奏・肉声に限る)してみて、子供に真似させる。それから、その曲の譜面を見せて、二つを結びつけさせる。私はこれを“音楽バイリンガル”と呼ぶ。模倣し、楽譜を読み、即興によって演奏できると、音楽をする幅と状況が広がる。音楽バイリンガルの人は特別によく同調した“聞く脳”を持つようだ。』

aaq)騒がしい環境は、聴覚そのものとは殆んど関係がない。だが正常な聴覚を持つ人であっても、騒音に晒された後では、騒音の下では話を理解しづらい。騒音の慢性的暴露を味わうことは、人生の質を低下させる。騒音は安眠を妨げる元凶だ。ごく小さい音であっても、睡眠の質と量に悪影響を与える。また騒音として聞こえる音の中には、脳の外部からの要因からなる=脳内で発生する騒音もある。

aar)脳が他の音楽要素(ピッチ、時間、音色など)をどう処理するかを、頭皮電極の周波数対応反応(FFR)を用い観察することができる。FFRでは、統合失調症とか、注意欠如・多動症(ADHD)、自閉症、言語障害、高ビリルビン胆汁血症、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)といった、MRIでは監視できない状態の診断に用いられる。

aas)よくも悪くも音は武器として使用できる。クラシック音楽は店舗の外でタムロする若者を、追い払うために使われている。アメリカ軍は本物の音響兵器を開発している。第二次世界大戦前夜、ヒットラーのナチス・ドイツに対し、後に有名となった音楽指揮者=ヘルベルト・フォン・カラヤンは、「音楽演奏の拍子timeを二拍目以降、本来より0.2秒ほど手前に、持ってくれば、聴衆の闘争心を煽ることができる。」といった風に、ナチスに自らを売り込み、ナチス・ドイツの武器を作り上げた訳だ。
(すなわち、メトロノームにあって、二拍目より後のカチカチと刻む拍子timeを、0.2秒手前に持ってくる指揮)その他の演出だ。【日本でのパチンコ屋のBGMのごとく】=それは、依存症患者や依存心の強い人物には効果的だ、但しこれを“同調を煽る”と故意に言い換えている。これらは、怪しい輩やカルト集団の、昔からの手法だ。

aat)終戦後:昭和20年代後半、大阪府門真市の松下電器産業(松下幸之助)は、調査役をアメリカに派遣して、生産・人事・教育訓練を調査し、一気に様々新規に投入した。その中に、北海道民謡?:“ソーラン節”の、“歌と踊り”を、コンベアなど作業に関わる従業員に、昭和20年代後半以後に教示・訓練を施した。それは、一定速度で流れる、流れ作業に対応できるように、今で言うリズムrhythm感(当時は拍子timeしか知り得ない)を身に付ける為であったとの訓練だ。この事例を、当時の人事院は公務員や自治体職員に布教しようと試みた(その後の成否は不明)。筆者むらおかの経験だが、今から半世紀程前、松下電産などの関係者は、必ずと言って良いほど宴会となると“ソーラン節”の“歌と踊り”を、宴の途中から披露する。当時は意味不明・珍奇な集団と思っていた。が後に、当時の松下電産の教育資料や人事院の発行物(現存を保有)を発見して、そういった歴史が分かったわけだ。(踊って歌っていた人らが、今も生きてれば百歳は超える。)

aau)社会問題として、自業自得・無自覚の内に蔓延る事態もある。洗脳(恐怖作用を背景に思考を変える)とか、マインドコントロール(五感の欺罔等に因る認識錯誤させ思考を変える)といった、耳から入る情報に限らず、広範囲の視覚・触覚と言った五感に於いて、SNSまたはデジタル等の、カットされた音源であるとか、思考力を養おうとしない暗記一辺倒の知識蓄積とか、文脈Contextを持たないとか、縦横方面や周囲や時系列等との関連、更には物事や表象の或る側面性質を抽(ぬ)き離して一部分だけを把握すること=「捨象(抽象)して」、その際に併せて、自ずから他の側面や性質を排除する作用を伴う心的作業といった事ばかりが繰り返されると、知識偏重主義&認知症を自然に自ら招来する。
aav)近年では、携帯やパソコンメールが普及しているが、こういった情報(伝言)で伝えられても文脈Contextは失われる。書籍や本の執筆であれば、全体を音読するなりして、或いは後に受け手による再びの音読でも、それなりの文脈は失われにくい。「皮肉を怒りだ」と、「軽いお願いを強要だ」と、そういった類の誤解を防ぐ対応策は、文字ならば“絵文字(キャラクター)”を加える程度だ。

aaw)音読はそういった限界をはるかに超えて、極めて肝心な意思疎通(言い方の“間違や正解”とは異る次元の、意思表現・意思伝達)に資するものだ。これが、AI音声装置では、音読には及ばない限界が在り、アナログ肉声録音の方が、まだ少しはましとも言えるのである。


§【新しい経済社会で役立つ、本の拾い読み20241105】
今月も、お勧めできる書籍は有りません。近頃、知覚・感覚・表象共に、有益と思われる研究書籍の、出版や図書館蔵書は減ってきているように感じます。