2002/10/08

第6号

 ペイオフ延期は、日本経済の相当な低迷の証拠。
 ところで政府のデフレ対策とは、単に通貨供給量を増やして通貨価値
 を目減りさせるだけのようだ。

 社会保険料と労働保険料をまとめて徴収するとか、政府の電子申請の
 来年実施、ワンストップサービス…など、一見素人目には便利な改革
 やIT化が進められているが、よくよく研究してみると、企業経営に
 とっては損な話が散らばっている。さらにインターネット詐欺で銀行
 口座から預金が消えたりのトラブルは続発。今の法律からすると、銀
 行は責任を取らないことになっているので、取られ損!…。
 政府までが集金第一指向になってしまって、本来の政策目標である国
 内労働力の安定供給が危ない。先ず採用のリスクが増えて、事業には
 痛手だ。国の管轄する保険料は税金。なのにリスクは民間に?

 国内産業育成策や輸出拡大策が成果をあげないうちにデフレ対策とし
 て通貨価値を落としたときは、国内1400兆円の「貯金など」に消費を
 頼らざるを得ず、瞬間消化型の「サービス業や商品」が幅をきかせて
 いる現状の社会では、売れる売れないは、消費者の「快?愉快か不快」
 に頼ることになる。
 とすると、労働力の雇用形態は瞬間消化型の労働力を増やすことにな
 り、採用には、消費者が「快?愉快」とするキャラクター能力が重視
 される。事業の労働力戦略は変化する。民間のメリハリと底力が肝心
 である。

 ASP方式の社内ネット構築商品完成。オーダーメイドで費用は百万
 円以内。社内運用ノウハウ積み上げ方式は、営業販売ノウハウや会社
 組織運営を知りつくした専門家によるもので、国内に同様レベルの商
 品は見つからない。現在パッケージソフトやパッケージASPは使い
 物にならず、700万以上の投資及び運転管理者まで必要なERPからす
 ると、格段に進歩して、便利になった。
 <参考サイト→ http://www.soumubu.jp/contact/free/f005.html >