2013/04/09

第132号

<コンテンツ>
いよいよ、4月から方向転換する経済
明日の日本社会に希望が残る?
賃金増加報道の裏で、個人所得総額の激減
多様化という言葉の、コメンテーターのマヤカシ
にわかに、厚生労働省からのお知らせ
女性の社会進出といっても、裏の実態
個別企業と日本の復活対策の存在を知る(Web近日発表)
  (内容) 固有価値の製品とサービスの展開
      固有価値重視における紛争防止と解決手法
      固有価値の質量増強イノベーションの進め方
      日本経済を豊かに再生するための人間発達と教育
個人で出来る医療費削減
  【心臓、血管、高血圧】
  【高い熱】【感染症】
  【血管梗塞(前兆を観る)】
ちょっとしたトラブル増加の時代が到来
  =合意調整を行う専門家が使っている合意手順…開示=



§いよいよ、4月から方向転換する経済
それは、昨年末に政権が変わったとしても、この3月末まではそれまでの政策の残務処理期間であるからだ。そういった意味で、円安基調による物価値上がりの目白押しである。円安になったからといって、日本製品の輸出が増大するわけではない。それは技術低下を起こした製品は、既に世界からは見放されているからである。民間企業に向けて、こぞって海外進出の掛け声が広がっている。それにも関わらず、実態の進出数値はマイナス傾向にある。すなわち海外進出=海外出稼ぎ、或は日本の技術者・技能者の身売り(海外企業へ転職)なのである。サムスン、ハイアール、LGその他で働く日本人技術者は今後も増えるであろう。もちろん国民所得が増えるわけでもなく、今更法人税・事業所税を下げたところで、時既に遅しなのだ。
中国とは事実上の経済封鎖に入ってしまって、日本の経済成長の矛先ではない。近頃、レアアースや海中メタンガスといった資源大国?のニュースが流れるが、このメルマガで従来から報告している通り、昔から判っていた話を、急に今更実行し始めただけにすぎない。ICT産業革命の最中であるにも関わらず、日本国内の情報遮断は酷い。インテリジェンスやインフォメーションといった情報は、個別企業の戦略・方針を定めた上で収集するからこそ価値がある。道を歩いていて何か良いネタが落ちていないかなと見回っているような行為は情報社会とは言わない。まして、ビジネスの話となればTVやマスコミの話ばかりする人物が多いが、まさに家の前に座っているだけで、悪徳商売人の話を聞いているだけのようなものである。


§明日の日本社会に希望が残る?
であろうか。商品経済の芽が出はじめたころの研究をしてみると、決定的な要因は、人それぞれによるが「希望」である。希望があるから感動もするし益々意欲がわいて来るのである。希望がなければ、食欲・生命欲のなくなってしまう事例は数限りない。人間は共同体(日本の場合は社会共同体)を維持しているから自由の幅が広がる。孤独になれば自由が狭まり、経済学で言う、「朝から夜まで食料を求めさ迷い続ける人生」となってしまう。昔は、「宿命の自由」を求めることが多かったが、現代は、「選択と決断の自由」を求めるケースが日本では流行している。ちなみに、経済危機と言われるEUは、日本とは異なり地下経済が幅をきかせているために生活は結構豊かである。そしてEUのリーダーたちは、“人間の内心の自由を広げるために、社会、国家、経済(商品)が存在する”といった主旨を強調している。
日本のマスコミ関係者は、社会、国家、経済(商品)のなかのスキャンダルにしか興味がないから、無意識のうちに貧困へと猪突猛進している、これに間違いはない。


§賃金増加報道の裏で、個人所得総額の激減
マスコミは、今年の賃金引き上げやボーナス増加を報道しているが、国民の個人所得増加の絶対量はきわめて少ないのである。この4月から、労働契約法のPRも官僚たちは大々的に行ない始めた。すると、頭の切れる企業から順に有期雇用(期間労働契約)を増やして、消費低迷に対応した個別企業の人件費削減を行うのが当然のこととなる。それを見て、うっかりしている個別企業は、「有期雇用による人件費削減」の真似をすることになるが、所詮はうっかりしているのだから利益率の高い仕事は残っておらず、不採算受注と労働契約法の狭間に陥って不良債務(予想していない大型出費)が増えるばかりの構造なのである。金融業界の情報によると、預貯金を保有している企業は非常に少ないとのことである。そこに7月に予定されている「金融庁通達」でもって、中堅中小企業への金融機関の貸しはがしが起こるのである。筆者をはじめ私たちも、さまざまな情報発信やリサーチを行っているが、賃金増加や出費増加のニュースは、みんなよく知っていて、さすが、そこに注目が集まるのは偉大・献身の証である。


§多様化という言葉の、コメンテーターのマヤカシ
マスコミに登場する評論家たちは、そのほとんどがタレント化している模様と思われる。だから個別企業にとって重要な情報は語らない。最近になって連発する評論は、「多様化」だとか「多様に働く」といったものばかりで、じゃあその具体的な内容を語るのかといえば、一切話をすることがない。おそらく、その多様化の一つに、株高や不動産高騰の幻想にあおられて出資者が多くなり、この8月下旬からの「景気息切れ」に端を発して借金を抱えることになるのである。「そんなことはない!アベノミクスだ!」と鵜の目鷹の目の熱病に罹っている人は反論するだろうが、経済学や商品経済の長い歴史からすれば、昭和大恐慌の際に田畑を保証人になったために失った大多数の人たちと、やっていることは同じものなのである。
多くの日本人が、マスコミを信用せず、ネット情報にも疑いをもつようになった。きわめて信頼のおける知人・友人の情報(いわゆるコミュニティ)で毎日をやりくりしている。なので、労働意欲にも限界が生まれ、社会制度の不備で何千円~何万円の損失をしていても無関心なのである。その根源は、「多様化している」と他人をマヤカシ、情報遮断状態の人たちに、「自分のことは自分で判断して、自己責任を取るべきだ」と、番組出演で首にされないようにしている人物に問題がある。筆者も20数年前に、1年半のレギュラーTV番組とその後の録画の使い廻し番組に出演(日本初の求人就職番組)したが、見ている人にマヤカシのようなことを言わなかったからこそ、たぶん3年以上は放映されていた。


§にわかに、厚生労働省からのお知らせ
トピックスと称して、有期労働契約に関する新しいルールがスタートしました~平成25年4月1日から改正労働契約法が全面施行~といった如くのPR(行政用語は周知徹底という)が始まった。今まで静かに潜航的監督行政、若しくは65歳雇用延長の話ばかりであったところ、加えて(平成24年8月10日から施行)について、記者会見や記者発表を著者は知らないが、Webに掲載しただけであった。

>>>>ここから引用
4月1日から、有期労働契約(期間の定めのある労働契約)についてのルールを定めた「改正労働契約法」が全面的に施行され、有期労働契約に関する新しいルールがスタートしました。
【改正法の3つのルール】
1.無期労働契約への転換
=有期労働契約が反復更新されて通算5年を超えたときは、労働者の申込みにより、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換できるルールです。
2.「雇止め法理」の法定化(平成24年8月10日から施行)
=最高裁判例で確立した「雇止め法理」が、そのままの内容で法律に規定されました。一定の場合には、使用者による雇止めが認められないことになるルールです。
3.不合理な労働条件の禁止
=有期契約労働者と無期契約労働者との間で、期間の定めがあることによる不合理な労働条件の相違を設けることを禁止するルールです。
【詳しくはこちら】
http://krs.bz/roumu/c?c=8518&m=736&v=338f8080
<<<<引用はここまで

※むらおかコメント
6年目に突入する有期労働契約は、平成25年4月1日以後に開始するものからカウントすることが対象としている。その場合、職務、勤務地、賃金、労働時間などの労働条件は、それまでの有期労働契約と同一となる。だが、労働協約、就業規則、個々の労働契約により労働条件の低下などの定めをすることも可能としているが、民間の個別企業の場合、「別段の定めをすることで、変更が可能です」と、優しい解説をしているが、労働意欲、技術継承その他、民間個別企業の利益源泉については全く無頓着である。官僚たちは、民間個別企業の沈没を容認しているようなものだ。「どうせ日本は技術立国が無理、人口も減るからどうでもいいや!」と思っているのであろうか。


§女性の社会進出といっても、裏の実態
は報道されていない。ないしはマスコミ記者の取材能力低下である。専業主婦が急増したのは、団塊の世代の妻たちからである。結婚永久就職=専業主婦それとも職業能力を身に付けて安定職業につくかの選択であった。だが、それまでの女性は、何だかんだ言っても子育てもして働きもしていた。それが短大卒や四大卒が増加するとともに、女性採用数は増加してきたが、昇進もさせず、教育も受けさせず、結婚退職→出産退職といった社会構造を、暗黙のうちに作り上げてきているのが日本の現状である。これが女性差別事件の背景だ。ところがここにきて、典型的な形態は、四大卒女性社員に、司法書士、社会保険労務士その他の資格を取らせ、その教育資金には政府の雇用保険事業からの助成金を充て、ことば巧みに体裁よく「独立起業」を呼びかけるのである。確かに女性は、先進国の研究を見ても、子育て・家庭生活・職業をバランスよく行う傾向があるので、専業の国家資格者としての働き方は少ない、といった事情から、当該「独立企業」=失業なのである。華々しいのは、当初の退職金が残っているうちである。ある社会保険労務士相手の事業を営んでいる経営者が言うには、「事務所開業をしても3年以内に連絡がつかなくなる」といったことなのだ。そもそも、そういった専門職業の豊富な経験&高度な能力もないのに試験に合格したからといって、社会の役に立つわけがない。それどころか、国家資格というものは、「社会共同体に役立つために特別の責任を負う公民である」こと自体考えたこともない人達がほとんどなのだ。昔、バブル時代に、20代後半女性の1000万円近い結婚資金?を狙って、証券営業マンが、「君達に情報教えてあげるから!」と言って貯金を巻き上げたことを思い出す。


§個別企業と日本の復活対策の存在を知る(Web近日発表)
具体策を考えなければ、時代激変に伴う「流浪の民」として、ことわざによく出て来る、「心優しい人から順に死んで行く」の通りとなる。「選択・決断・責任者交代」といったトリックに期待はできない。じゃあどうすれば…今回は二つの例を提供するから、あなたが現在身に付けている職業その他能力を伸ばして切り開くことなのである。これを突っ込んだ書物をインターネットで、現在作成中であり、数週間後から、直ぐに役立つ節から掲載、現在激しくTV宣伝していても失敗する理由、中長期製造流通ネットワーク、といたものから順次掲載する予定だ。電子書籍出版ではない、その理由は出版社が絡むと、「中身が過去のもの」になるからである。だがお願いしたいのは、研究費用・発案経費・維持経費が掛かることから、「この方法は使える!」と思った方は、知恵・金銭・物資を問わず、「御志」をお願いしたい。現在予定しているコンテンツは次の通り。
(メルマガ号外で、案内をします。社長が直接有能人材の発見道具も提供予定)

『(仮題)人間重視:固有価値商品の提供と事業運営』
 ◇固有価値の製品とサービスの展開
  I.生活文化型商品の将来性と産業展開
    =生活消費を豊にする&内心を解き放つための商品・サービス=
   1.今の不況原因は「使用価値論」に固持し続けることにある
   2.これからも売れる商品には特色がある
   3.商品価値の「固有価値」理論の果たす役割
      ―使用価値から固有価値への商品価値転換―
   4.生活の歓び、そしてライフが充実するとは
  II.新しい方向・方法のマーケティングを見定める
     ―固有価値商品と使用価値商品のマーケティング差異―
   1.固有価値を持った生活文化型商品の売れるわけ
   2.手法や装置ではなく、マーケティングの兆しの発見
   3.固有価値の源泉や性質などを整理してみよう
   4.生活や家族、そしてコミュニティに欠かせないもの
  III.固有価値の価格決定概念と、その価格見積もり方法
   1.個別企業が価格決定に関わることについて
   2.生活文化型商品における価格決定権
   3.原価積み上げ方式の要因・要素
   4.固有価値の価格決定=相場決定方式の要因
 ◇固有価値重視における紛争防止と解決手法
   【受注販売活動の転換】
  I.商品交換で、消費者と生産者は対立していない
  II.契約自由、基本的人権などの社会生活システムを武器に
   1.日本の社会共同体の根本システム
   2.憲法条項の知識と、経営実務への具体化
   3.民法などに関係する基礎認識
   4.本人外が本人の代理をするとは
   5.時効による権利消滅の真意
   6.信義則とは何のこと、そのルールとは
   7.公序良俗とは何なの、時代での変化?
   8.その他、ちょっと便利な民法制度の知識
  III.紛争予防、事前調整・合意、創造的業務展開、労使の創造的関係形成
     -さてここで、「判定・利害決着型」及び「調整・合意形成型」、
      その解決方法の違いや特徴を考えるために体験してみよう。-
  IV.事件・紛争状態、クレームの創造的解決技法、豊かさ優先ならADR流
    紛争解決
   1.事件・紛争発生、はたまた社内の無言抵抗運動の背景
   2.商品クレームの創造的解決技法と信用形成
   3.ADR流の紛争解決手法で損失の回避
   4.合意調整を行う専門家が使っている合意手順
 ◇固有価値の質量増強イノベーションの進め方
   【固有価値商品の開発・提供】
   1.使用価値(効用価値)の新商品開発方法と破たん要因
   2.高度な固有価値製品の「ものづくり」イノベーション
   3.「人をケアcareする」サービスのイノベーション
   4.サービス(服務)行動を提供する「13ルール」
 ◇日本経済を豊かに再生するための人間発達と教育
   【固有価値を創造するシステム形成】
   1.創造性(芸術性)の育成と鍛錬のポイント
   2.生活文化型事業の、劇的OJT教育と訓練とは
   3.あなたの固有価値を重視する人間発達と能力評価
   4.事業での「人」の役割ポイントと、労働の規律性・協調性
   5.固有価値商品の事業化や産業化のための規範的労働ルール
     (1)個人ごとの労働契約=固有価値商品としての労働交換
     (2)労働契約に担保措置をつけるための労働協約(例)
   6.おわりに(著者自身の固有価値と、その形成背景)


§個人で出来る医療費削減
「貧乏と病気は一緒にやってくる!」
このことわざに、ほとんど間違いはない。世界的に社会経済構造が変化しているのであるから、これまでの社会保障制度や老化・傷病防御システムを変化させれば、それに掛かる費用を削減出来る。費用の削減を先に行えば、貧乏な人から病気になって行くのは必然である。今の厚生官僚族の行動から観ると、あくまで私の意見ではあるが、20年後には日本人の人口が今の半分「六千二百万人程」にしたいのかと疑ってしまう。「国破れて山河と官僚あり」である。
少しでも、
個人も個別企業も、余計な生命保険に費用をかける必要がなくなる。
社会保障財源の解決を、マスコミあたりは難問のように扱っているが、筆者からすれば厚生官僚族の予算確保=地位保身以外の何物にも見えない。厚生官僚族の某政策担当参事官は「医療IT化と医療情報の利活用」と称して、またまた莫大な国家予算を導入しようとしている。だが、世界の社会保障制度の方向はそれとは全く違うのである。そういった研究はさておいて、あなたも直ぐ出来る事例を紹介する。
なによりも重要なのは、個別企業その他で職業能力を身に付けた人材が、心臓や脳卒中で、毀損または死亡してしまうことである。これも総務人事部門の、次代の役割である。法律で義務づけられている定期健康診断の実態目的は、時代の要請にこたえてはいないからだ。

なお、以前の総務部メルマガで紹介したように、一刻を争う症状は次の4つだ。
【息苦しい】【高い熱】【血管梗塞(前兆を観る)】【感染症】
もう一つ加えると、口数が極度に少なくなって来る。
筆者は、今から20数年前、心臓病で2年以内に死亡する難病の宣告をされた。でもまだ生きている。近年、昔からの薬品が病状改善薬になることが発見され、一見元気にはなった。ところが、心臓病の初期症状の兆候は医学界では研究されていない。専門の研究機関財団に問い合わせても、そういった研究の発案ですら無さそうである。そういった所まで、医師は研究していないし、多くの患者も無頓着。だが、予防することで大手術も長期入院も防げるし、なによりも家計経済効果は高い。筆者の場合、心臓病診断がされた途端に、甘く囁きかけてきた生命保険社員たちは姿を消した。

【心臓、血管、高血圧】
初期症状の治療薬は、1錠10円以下のものばかり、1日3種類服用しても18円に満たない。ところが、初期症状を放置しておけば、職を失ったり、入院手術費用で数百万円の確保が必要なのである。だから、生命保険に入ろうと思ってしまうのだが、18円/日以下の生命保険は存在しない。アメリカでは、初期症状を発見する医師へのインセンティブを支払う生命保険会社が増えてきている。
筆者が集めた初期症状の兆候と予防法は次の通り、今も発作予防で通用する。
1.まずは、発作が起きる前の冷静な時に、自分で出来る措置をすること。
2.胸より上の苦しさ、首、頭、歯、両腕を含めての痛み、それは個人差の症状が出る。
3.痛みよりも、息苦しさが危険。狭心症の痛みは慣れてくるし、痛みのない人もいる。
4.横になって寝ていると苦しくなり、座ると束の間は楽になり、また横にならなければ苦しく、束の間の苦しさを逃れるため座る。心不全の可能性が高い、にも関わらず心電図には現われない。
5.胸の痛みが出た場合は、大きな深呼吸を数回行ってみて、痛みに変化がなければ心臓の疑い。
6.痛いけど狭心症で直接死んでしまうことはない。が、そのまま何ヵ月もほっとけば心筋梗塞も起こしかねない。
7.心電図、ホルター心電図で発見されれば、中程度以上に心臓病は既に進展。
8.息苦しさを感じれば、自分で、左手親指の付け根を右手でもむ。痛いと要注意。同じく、左足の裏全体を、両手親指でもむ。痛い場合も要注意。右足関係なし。そのことで心臓に刺激を与え、心不全状態を緊急に若干緩和できる。
9.外出とか、トイレやお風呂場の寒暖の差が良く言われるが、もちろん注意。
10.もっと恐いのは、冷たい空気を吸い込むこと、心肺に防寒機能がないから反射防衛が出来ず急速悪化。
11.マスクやマフラーで防ぐ?その程度では防げない。最低ホッカイロで工夫。
12.夏でも冬でも、体に風が当たれば狭心症や心不全も起こす。エアコン・扇風機注意。その時は、風邪もひいていないのに、軽い喘息の現象、胸の奥から咳が出る。
13.咳が出て、薄い茶色のタンや唾が混じっていれば、血液逆流(心不全の特徴)。
14.夏冬を問わず、首にはスカーフ、手首、足首を冷やさないこと。汗が出る程度が安全、足首はレッグウォーマー、寝るとき首にタオルを巻くなど。
15.心臓が疲れてくると、足のふくらはぎがはれて痛みを感じる。運動もしてないのに。足のふくらはぎの痛みを筋肉痛や寝違えと勘違えと決めつける人が多い。
16.冬場はとくに、布団の中でも、足のふくらはぎが、夜中突然つってしまう。この場合、身動きが取れないし、声を出せる状態になく、ほぼ気絶。
17.心臓病は寝返りが出来ないから、フワフワした血流を阻害しないベッド・低反発寝具で治療の効果を挙げる。
18.野菜は、48度以上に加熱すると、心臓に効果のある酵素がなくなるとのこと。
19.野菜はぶつ切りの方が食べやすい場合があるから、工夫をしてみる。
20.塩分の多い汁は禁止。水分は心臓に負担をかけ心不全を助長する。どうしても水分が欲しくなれば0.3%食塩水(スポーツ選手は0.1~0.2%)を飲めば、細胞に直接吸収され心臓に負担がかからない。
21.コエンザイムQ10(還元型)は異常に効果がある。目安は1日90mgを4日以上服用。1日90mgを4日以上服用しても効果の出ない人の場合は、その心臓病の直接効果は弱い。(お肌の色艶は絶対奇麗になりますよ。だが顔に塗っても無関係)。
22.コレステロールを即効で吸収するには、刺し身用、若しくは湯がいたコンニャクを大量に食べる。油いためにコンニャクを使った場合には、コンニャクは食べてはいけない。
23.高タンパク質の部位は有効。肉の脂身は禁止。焼肉の油は厳禁。
24.イカ・タコ・エビ・カニは表面を油等で消毒する程度の生で食べること。生の場合は、コレステロールを分解する酵素が生きている。
25.卵の黄身、いくら・筋子などの卵は、必ず生だけを食べること。ただし、徹底して避けることが無難。(煮付ける、焼くことは、コレステロールの塊料理となり有害)。
26.抗酸化サプリメントは、長期に飲み続けると体力自体の低下を招く。
27.テレビで良く宣伝している如く、活性酸素を除去したければ、水素水を冷水に溶かして飲む。細胞に直接入るから。脳内はサプリ系物質は入らない構造になっている。
28.血糖値が上がり、糖尿病になれば、ほぼ確実心臓病に至る。
29.初期の段階で血糖値に異常があれば、米・パン・ラーメン・スパゲティなど全面禁止。お腹がすくなら、赤身の肉、大量の野菜でお腹を膨らませる。穀物類は禁止。
30.まんじゅう、ケーキ、砂糖菓子は、大量に糖分量が食べられないから可能。
31.「野菜から先に食べれば良い」といった方法は、穀物類の量を減らすだけの手段にすぎない。
32.心臓病には様々な名称がつけられているが、その医学的原因解明は相当先のこと。
33.心臓は頑張るから、その頑張る時期は持続活発化するが、ホッとした瞬間に発作・心停止がおこる。
34.とにかく、「がんばろう!」と思ったら、すぐ横になって寝ること。心臓が動いている間の治療とは、病院や医師は無理矢理眠らせるための投薬を行うだけ。
35.心停止の場合は60分以内の治療完了が生死を決める。
36.むしろ、ろっ骨が折れても心臓にショックを与える必要があると言われている。
37.心臓めがけて飛び落ちる方法もあり(傷害罪阻却…アメリカはこういった場合の法整備が完備されている)。
38.酒・ビール・ワインなど水分の多い酒類は心臓に負担が掛かるから禁止。呑みたければ、アルコール50度前後の酒類をロック・ストレートで飲むこと。(あくまで、リラックスするための効果を期待する)。
39.純アルコールに換算して20ccが適量との説がある。喉が焼ける人は、0.3%食塩水で水分補給すれば心臓に負担なし、普通の水や水割りは禁止。(あくまで、リラックスするための効果を期待する)。

【高い熱】【感染症】
個別事業に関することをいえば、次の通り。筆者は医師ではないので、労働意欲のある医師に相談していただくことを推奨する。数年前、豚インフルエンザが流行したとき、某医師が症状を隠ぺい?したために学級閉鎖となった私立高校が出た。神戸市の某医師は、勇気を出して徹底して保健所への対応を求めたため豚インフルエンザの流行を防いだ。
A.鳥インフルエンザをはじめインフルエンザは、マスクで防止出来ない。
B.もっとも危険なのは眼球の粘膜。ウィルスが粘膜に入れば10秒以内で感染すると言われている。
C.したがってマスクよりも透明サングラスやゴーグルの方が効果がある。
D.風邪やアレルギー鼻炎・肺炎との違いは、「喉の渇き&鼻炎症状のないこと」である。顔や指先と洗うことの方が重要である。
E.感染症で高熱が出るのは、身体がウィルスや細菌と戦っているときに発するものである。
F.身体の一部に障害が出ないように冷却する必要があるが、頭脳を守るのは容易だが、その他の臓器を守るための冷却(冷たい風にあたるなど)は肺炎を起こすから素人が行ってはいけない。
G.うがいはインフルエンザに効果はない。
H.風邪やアレルギー鼻炎は、直ちに0.45%食塩水(痛みは全くない)で鼻と副鼻腔を洗い、鼻全体を徹底して掃除することである。
I.病院やクリニック(ベッド数20以下)には、なるべく行かないようにして、保健所に対処方法を問い合わせる方が確実である。

【血管梗塞(前兆を観る)】
この分野は、筆者が十分な知識や情報確認法が弱いから、次のURLを参考に。
http://www.noukouso9.com/apop/zen.html
コレステロールを多く含む食品を好まない人、狭心症の治療を行っている人は、血管梗塞になりにくいという学説もある。脳梗塞をはじめ、血管梗塞の原因も、またまた解明中と言わざるを得ない。
ただし、
イ)突然好みの味が変わる、例えば、甘いもの好きの人が酸っぱいもの好きになる、酒が辛口から甘口に変わるなどの場合は、既に脳出血を発症しているとみた方が無難である。
ロ)その後に、医学的顕著な症状が現れるのである。
ハ)また、後に倒れるとか、後によろける場合も、脳梗塞を起こしている可能性が極めて高い。起立性貧血は前に倒れる。
後に倒れるのは、重篤心臓疾患と脳血管障害の場合だけとのことである。

すなわち
個別企業、日本の社会経済を復活させようと思えば、個人一人ひとりを病気から守らなければならないのである。なお、心臓病で亡くなる人が増加したため、いわゆる「癌」患者が増加していることは事実である。
繰り返すが、経済政策とは、こういった物事を指すのである。これはあなたの仕事でも然り。


§ちょっとしたトラブル増加の時代が到来
 =合意調整を行う専門家が使っている合意手順…開示=

(1)近年日本国内で、紛争解決のための合意調整を行う専門家が採用する手順は次のようなものである。通常専門家は、こういった合意調整ステップを当事者に対し事前に説明する。示談屋や事件屋などは、共通して「それは泥沼ですね!私に任せなさい」といった口調だけである。労使紛争に未熟な専門家は、国家資格をもってはいるが「合意調整ステップ」が身に付いていないことから説明できない。弁護士で労働問題を専門としている者は、きわめて少なく、「裁判所のいう和解(=金銭示談)」を求めてきた場合は、弁護士を変えるなど振り出しに戻すことが肝要である。
First. 話し合いに乗る意思が双方ともに在るのかの確認作業をすること(対決:和解いずれかの選択…「同意は法律に、和解は判決に勝る」)
Second. 双方ともが、論点についての事実関係の大よその整理を暗黙のうちに完了させていること(Conciliation)…整理から始める
Third. 要件事実の把握による裁判所への訴訟額積算見積を、双方ともに正しく把握すること(要件事実=後述参照)
Fourth. 妥協の条件となる、双方の「忌憚のない意見表明」には念には念を入れ、その完了・確認を待つこと
Fifth. 当事者間の調停可能(=共通意思の)部分(それは代替措置を含む)の整理をすること(Mediation)
Sixth. 対決的思考の揺れる場合など、合意後のリバウンドについて議論の過程を踏む作業を持つこと
Seventh.和解に向けて、双方の将来に向けた共同行為(将来措置を含む)の提案作業を行うこと(Reconciliation)
Eighth. 和解作業にあたり、双方当事者の関係者を納得させる理由の集積をすること(一旦、双方は「自宅に持ち帰り」、一夜おく)
(2)ここでの和解とは前述した(Reconciliation)で裁判所用語の「和解」とは異なる。論点とは双方の言い分の食い違いである。
(3)要件事実とは裁判所が審判を下すためのマニュアル基準のようなもの、労使問題では弊害も多い。
(4)訴訟額とは不払賃金請求額とかの請求金額である。
(5)妥協の前提には、「忌憚のない意見表明」が欠かせない。取引や示談には「忌憚のない意見表明」は行われない。避けるものだからトラブルの拡張につながる。
(6)合意後のリバウンドとは、後日予想される感情爆発や恨み・やせ我慢といった理性的でない感覚認知を指す。
(7)関係者を納得させる理由とは、法律、約束ごと、人間関係その他の項目であり、関係者に大義名分の立つ理由である。それは客観的合理的なものでなくて差し支えない。
(8)「自宅に持ち帰り」とは、社内で検討するとか組合会議で検討するということではなく、当事者がそれぞれ、最も相談をしたところの配偶者、友人知人の納得を得られるかどうか、またその時間を作ることである。即決の場合、労使ともに正式な決定機関の作業を経たとしても、必ず不満が残るとか怨念を生む結果になっている。
(9)合意調整の「破談」する危険箇所を回避する
1)抜き打ちに斡旋作業を開始すると、不毛な混乱を生む。
2)「必要ならまたどうぞ」との姿勢や公言で、強制的な合意を排除。
3)妥協の最中に取引を持ち込むと、和解成立後の真の合意は成り立たない。
4)大まかな事件パターンを設定(専門家に聞くなど)した上で進める。
5)闇雲に出来事を並べたてると、目先の現象ばかりに振り回される。
6)本質をつかむ手法で、適切な論述をすることが可能となる。
7)合意を破壊するような言葉が出たときの瞬間対処が重要。
8)過去をほじくると激突化、要件事実(法律判例分析)は激突論理を構成・促進化する。
(10)なお、ここでの説明は、社会共同体の制度を形づくる機関での話題が多くなっている。ところがその神髄やソース(例えば:みそ汁の出汁(だし))を踏まえて具体的方法のいくつかを組み合わせ実行すれば、職場内の日常的な紛争・事件の解決に十分役立つものである。
(11)もちろん、固有価値商品を受注販売する過程にあって、提供・販売したと顧客・需要者との関係においても然りである、その理由は、固有価値商品は機能や数量だけを交換しているのではなく、商品交換を通じて人間関係・社会共同体関係を成り立たせているからである。