2019/07/09

第207号:
ICT産業革命、次代の思考や成功パターンとは

<コンテンツ>
「道を開く人と 何もかもを閉ざしてしまう人」
   ・“経済の浮上”などは政策目標とはされず

だとすれば、自由平等や経済再建に向けての方策は
【新時代の営業は、プロデュースや仲介の仕事へ】
【旧来市場の再建、そして時代ニーズ市場チャンスと出会うには】
【営業や市場開拓に、携わる人のモチベーションとは】
【契約に結びつく効率の良さは、決定的な深層情報をつかむ】
【仕事も家庭も3人寄れば、「光は波であり粒である」式の論理で】
【適応能力とは=認知と論理思考の習慣を進化させる手法】

ICT時代では平気でフェイクや嘘を流す個人が続出する。
   ・したがって、フェイク対策は、
   ・フェイクによる社会の崩壊過程は、次の順序で進行
   ・ICT時代では、“貧すれば鈍する”といった形態も変化する。

主知主義とかいわゆる知識偏重主義に陥ると

天才の共通点を箇条書きにした(学問的にその原動力心理分析)
   ★たとえ、その人は?~、でも普通の人!
   ☆天才は、冷たい人間関係なのか?

日本経済の転落と原因は2年前に統計や資料で解明されていた
フェイスブックが、仮想通貨「リブラ」の創設を発表(6月18日)


§「道を開く人と 何もかもを閉ざしてしまう人」
日本の社会と経済は、ほぼ行き詰まり状態である。
この状態は、戦後の世界経済大転換に匹敵する動きだ。
それは戦争の悲惨さは免れてはいるものの、社会や経済の挫折、この後にやってくる経済大転換前夜の無力脱力状態という点では同様である。戦争で餓死したり死傷したりしないのは“平和希求勢力”の賜物ではあるが。終戦前夜の日本と同じく、
①戦争で暴利を得ようと画策する者、
②地位と保身のためにデタラメを強弁する者、
③国家予算とオコボレにマトワリ執着する企業、
④汚れ仕事を率先して引き受ける官僚、
⑤それらの配下で隷属し右往左往する者達
~の必死な姿で氾濫するのである。

そういった日本の①~⑤の輩や勢力は、国際舞台で全く無視され、G20はどこ吹く風で=米朝首脳会談が開催、日本と朝鮮半島(日朝や日韓)の軍事衝突は更に遠のき、米中の歩み寄りは日中の軍事対峙をも遠ざけてしまった。
したがって、先ほど述べた①~⑤の輩や勢力は、一旦は野望を打ち砕かれた状態に陥っている。総じて、“ジャイアンに強要されたスネ夫”だとしても、ジャイアンに無視され見放され市場を取られそうで、国内の財界や経済界からも事実上は期待外れとされているのが実態だ。また、花火の如く打ち上げた、経産省暴走発案の対韓禁輸措置(フッ化水素など)も、制裁措置だとの反発を産み、日本は中米台湾などに市場を取られそうな事態だ。そもそも、貿易とは表通りだけではない事だし、日本の韓国からの「輸入減の差し違え」も未知だし、ましてや半導体は減産傾向なのだから、やはり首相官邸はIT機器不況の引き金を引くかもしれない。
それよりも大局は、銀行業界もそうだが、壊滅した電機:半導体、海外生産へと進む自動車大手、その他の主力産業が次々と壊滅していく様を見ていれば一目瞭然だ。20年前の経産省の産業政策大失敗はハッキリしていて、その憎悪を持たない大手企業は無いと言われている。確かに表向きは“強弁を放つべき立場”のサラリーマン経営者だから、今や保身に徹して「適当な事」を話している姿しかない。
官邸主導の経済政策に対しても、国内の財界や経済界からの協力は一向に見られない。IT産業とか通信産業、原発や農林水産そして土建業などは国家予算とオコボレにマトワリ執着する事業方針に徹している。デジタル化法案に至っては官邸の民間経済介入や“吸い蜜利権集団”の裏切りによって制度は空洞化してしまった。「働き方改革」は官邸が狙った目論見は頓挫、ビフォー&アフターに変化はなく上滑りをしてしまった、こんなところにまでも、国家予算とオコボレにマトワリ執着する者達に巣食われている。
さて、古今東西・太古の昔からこうなってしまえば……

“経済の浮上”などは 政策目標とはされず
むしろ“以ての外”との世論となり、社会や地域の治安は混乱する。今ある財物の分配争いが起こり→経済や社会構造の再編は、良くも悪くも進行するばかりである。旧態依然の制度システムとか思考パターンにしがみつく者らは、やっぱり弱者は弱いが故に強者にしがみつく。
これは巷や町や職場から~そして様々な団体に政党も、そして官邸までもが強者にしがみつく。いまアメリカにしがみつく者は、その次は中国でもロシアでも、宗教でも反社会勢力でも、何にでもしがみつく。それが彼らの自然な姿で当然の帰結でもある。その彼らの戦術は、なけなしの国家予算とオコボレであるにもかかわらず。

首相官邸や経産官僚が戦前戦後と一貫して、「ソ連のスターリン計画経済とその後の粛清政治」を、ほぼそのまま真似ていることは、いかなる学者や研究者からしても否めない。それが突如、“中国風マルクス・レーニン主義と毛沢東や人民公社”を、表面の姿形を変えて導入するといっても筆者は驚かない。
①~⑤の輩や勢力は、後で述べる主知主義:知識偏重主義者を数多く飼育して抱えてはいるから、それこそ、スマホを使った偏重AI機器とかフェイク情報の連発で、「場所は離れていても物流が整う配給機関」による“近代的人民公社”などいとも簡単なシステムである。
そういった戦略や施策のもとでは、「“心まで込めて”働く労働者」は、実は彼らにとって真面に厄介であるから、過労死させるか或いはパワハラでイビリ出すか、はたまたDV加害者に陶酔させて、主知主義:知識偏重主義者の誇りある行動と名誉にに酔い痴れさせれば、この厄介な「“心まで込めて”働く労働者」の始末をしてくれるというわけだ。それに全体主義者は、不況で貧困がはびこると「支持者が増える」との政権奪取の世界の法則を知っている。


§だとすれば、自由平等や経済再建に向けての方策は
特に、個別企業に於ける経営管理者や個々人労働者は、ICT産業革命を見据えてどのようにすればよいのか。
__人類はより良い習慣に因り進化する。一度の人生でも死ぬまで進化する__
ここに、そのスタイルの理念(巷では心とか魂とかの名称)の具体的なものを例示する。「仏作って魂入れず」といった具体的行動例示も、過去のメルマガから紹介する。

___とりあえず具体策を望む方はこちらをどうぞ。___
★経済が再建する分野での、「日本文化・国土リゾート・福祉」の事業、
  そこでの経営が成功する、その経済根拠を示す。
   http://www.soumubu.jp/alliance/index2.html
★個別企業とそこで働く個人を伸ばすインテリジェンス
 http://soumubu1.blogspot.com/search?q=%EF%BC%A1rt%E5%9F%9F%E3%80%80%E6%95%99%E8%82%B2%E3%80%80#196-11
★アート、パフォーマンス、スキル(技能)、この三つの分野の仕事スタイル
http://soumubu1.blogspot.com/search?q=%E8%8A%B8%E8%A1%93%E6%80%A7%E3%80%80%E6%95%99%E8%82%B2#182-18
★あなたが、総務部メルマガのブログHPの右上からのキーワード検索も可能
 http://soumubu1.blogspot.com/

【新時代の営業は、プロデュースや仲介の仕事へ】
イ)営業は数を追うのではなく、スキル・技術を身につけてから動いて結果を出す。
ロ)競争相手は過去の自分の姿。今の自分と比較してみて自信を持つ。
ハ)お客は恋人。相手が本当に望むことを叶えるために動く。
ニ)お客さんと仲良くなる「恋人営業」こそ営業の定石、売り込みはしない。
ホ)好きなお客さんのところにだけ行って、パフォーマンスを上げる。
ヘ)仲良くなりたいお客さんとビジネス抜きで食事に行って、そのうち契約を取る。

【旧来市場の再建、そして時代ニーズ市場チャンスと出会うには】
a)異業種交流会なんかはやめて、仲の良いお客さんと食事で楽しむ。
b)お客さんとは割り勘の関係にとどめる、そして長く楽しく付き合う。
c)価値観の合わない人間は無視する。尊敬できる人とだけ深い関係を築く。
d)お客さんの選り好みで、良い意味でのシナジー効果を生み出す。
e)様々な障害への適応能力とは、認知と論理思考によるもので不感症の故では無い。
f)口下手は、会話そのものも楽しもうとすれば、そのうち上手になる。
g)会話が上手くなりたいと思ったら、連絡は電話に限定して練習を積むこと。

【営業や市場開拓に、携わる人のモチベーションとは】
1.目の前の仕事を楽しむ。無理なく自分のやりたい仕事を見つける。
2.仕事は遊び、遊びは仕事。仕事と遊びにメリハリをつけない。
3.目標が達成できなかったときこそ、次の飛躍のチャンスと心得て新たな作戦を練る。
4.仕事とプライベートの目標をリンクさせ、自分を突き動かす、これが良い公私混同。
5.仕事と遊びの境界線をなくし、締め日を意識せずに目標達成を狙う。
6.クレームが来た時は、その時は成長するチャンスと心得る。
7.利益は、その場の意思決定に因る。計画や予測で利益は出ない。
8.売り上げを立てることと、代金を集金することは、別世界の行動だ。

【契約に結びつく効率の良さは、決定的な深層情報をつかむ】
A)情報とは、どうやって生かすかを考えて、広範囲に仕入れる。
B)何でも聞いてみて、周囲の協力を得る振る舞いをする。
C)その場合、必ずプライベート以外はオープンにしておく。そのオープンにする事項を決めておく。
D)最低限の情報を仕入れたら、とにかく人に会って数をこなし、深い情報を仕入れる。
E)お客さんとの対面で何を話すかにこだわる、プレゼン資料はただの道具に過ぎない。
F)売った後でも積極的にアフターフォローできるお客さんにしか、売らない。
G)一流の人が持つ、“空気感とか匂い”を研究し、共感することで模倣を身に着ける。
H)営業のノウハウや技能は、これと思う人の能力を参考にするのではなく、真似して身に着ける。
I)責任ある立場の人の、最も成功する姿は「自分がいなくても他の人が上手く動く」。
J)その次の成功が、「自分自身で上手くやる」。
K)最悪の姿は「自分でやって、あげく上手くいかない。」
L)複雑な事は、補完的だとしても、その道の人に手を借りないと無理。

【仕事も家庭も3人寄れば、「光は波であり粒である」式の論理で】
Ⅰ.物事は、指導者やリーダーの言う通りになったことは一度もない。
Ⅱ.だが指導者やリーダーがいなかったら、全く「何事も生じない」
Ⅲ.夢を大きく、研究は大きくもつ。実行は小さく、始め確実に刈り取る。
Ⅳ.どんな気質の人でも低次元だと、高次元の人との相違を意見対立と解釈している。
Ⅴ.営業や経営でいう利益は、その場の意思決定だ、予測や計画では生まれない。
Ⅵ.お客の持っているストレスを回避する作業、ここが報酬決定の要素である。
Ⅶ.「光は波であり粒である」式の量子力学理論(2012年確立)は、方向が流れる波と個々粒の仕上がりとを区分し、各々確保する思考や実行パターンで開発する。
Ⅷ.経済学はいま述べた量子力学の光の波の部分に、経営学は光の粒の部分に例えられる。波とか光だので執拗に相互批判する時代は過ぎた。
Ⅸ.経営学は、個々人や個別企業の経営の発展や安定を求め、結果はすぐ現実に出る。
Ⅹ.経済学は、全員一致の意見を求め経済発展の基盤を作る。基盤あってこそ経営は伸びる。

【適応能力とは=認知と論理思考の習慣を進化させる手法】
(ア)良い習慣は、原則に沿った研究で繰り返し考えることから生まれてくる。
(イ)良い考え方は、原則の背後による根拠を研究することから生まれてくる。
(ウ)人間の科学的思考とは、古典物理学理論の思考パターンを用いて発展してきた。
(エ)「風が吹けば、桶屋が儲かる」式のカオス理論(2008年確立)は、「あの時にこうしておけば良かったのに」との反省を書き記し、できるだけ組織的に“IT機器に蓄積”することで、“想定外とかカオス”にも耐えうる思考パターンを開発する。ICT産業革命後のビジネスは“想定外”水準の価値が重視される。
(オ)悲劇とは、本質において志、性質、意味、価値に対して破壊的な方向が否応なく生まれ、併せて破壊的方向が内面の奥側から生じているように感じとってしまうストーリーである。所詮は、感情として感じ取ってしまうだけの物事ではあるが、内面の奥側における感情の心理的緊張度合いが、悲劇の程度となる。「意欲・感動・希望」が人間の内面の奥側で感情否定されているほどに、互いの関係者が他に責任転嫁できずに、お互いが存続するため、内面の奥側の良心が耐えがたくなるといった認識や行動による心理的作用である。(ジンメル=日々の断層147,149)


§ICT時代では平気でフェイクや嘘を流す個人が続出する。
フェイクニュースを流すばかりか、人を雇って自作自演を演じそれを映像で流すことは、益々日常茶飯事となる。さらに大手マスコミに取材をさせジャーナリストのフィルターを着せて、まるで真実を語るような偽装手段も増えてくる。
しかし、人類は社会発展とともに進化の道を歩んでいるけれど、迷信を始めとして噂とか虚偽を見分ける技術や技能も進んできた。そこには自由平等のために民主主義を武器としての社会共同体を形成することによる基盤整備が元となっている。民主主義は武器であり、民主主義のためではない。
こういった論争は、1688年イギリスの名誉革命の時期に、新型の高速印刷機が発明され出回ったケースでも、同様の社会論議を呼んだ。なんと330年余り前のことだ。

ことに英語圏や他の“文明 Civilization”の言葉が使われるように市民革命が基盤である、文明=Civilizationの用語は市民=Civilではなく、Civility=礼儀正しさの意味からが、市民革命の指導者や民衆に用いられ今に至っている。これが昔からの本来の理念であった。が日本語に“文明”と翻訳された時点で意味不明になってしまい誤解も生まれたのである。要するに文明とは近代文化の一部分であり、人や物ではなく社会制度のことなのである。現実の社会制度がそれなりに発達をしていないと、迷信に噂そして虚偽が横行する(ことに中国大陸から朝鮮半島や日本が激しい現状)のである。たぶん、“市民革命”を経験していない乃至は日常学習がないからかもしれない。
話を戻すと、日本を始めとして極東界隈では“迷信に噂そして虚偽”がICT機器に流れる頻度も多いのかもしれない。スマホでの通話は多いが主張の少ないことも解明の鍵かもしれない。

したがって、フェイク対策は、
小学校の時のように、“迷信に噂そして虚偽”を見分ける教育から始める必要がある。
1.迷信に対しては、科学的根拠を聞いてみる。客観的とは第三者が解るとの意味。
2.噂を聞けば、その発信源を直ちに確かめれば、噂は止まる。(数千年前からの策)。
3.虚偽には、客観的合理的論理を求め、その証拠は事実の裏付けだけに使う。
4.呪いの言葉とか印象操作の言葉は繰り返されるが、相手にしない。
  (これを最大限悪用したのはソ連のスターリンだとする研究)。
  ・人民的~、・革命的~、・美しい日本、寄り添って、
  ・だらだら残業、・嫌なら辞めればいい、・よい子で居るのよ~よい子だね
   (=褒めているようだがこれも呪いの言葉)といった抽象的言葉の用法。

フェイクによる社会の崩壊過程は、次の順序で進行。
1番 個人が、利己目的のために迷信、噂そして虚偽を流す。
2番 個別企業や小さなグループの内部で、フェイクや嘘を野放しにする。
3番 その習慣がを、ネットや社会や政党政治団体が、あえて野放しにする。
4番 虚偽の根本責任を個人に追わせない→これが全体主義者の手段となる。
~よって、“文明 Civilization”に反するような個人の言動を隅々で抑えることが大切なのだ。出世のためなら立場も意見も変える、それは主に官僚主義者だけども、そこには、迷信に噂そして虚偽”を、彼らは必ず忍ばせる。

ICT時代では、“貧すれば鈍する”といった形態も変化する。
貧困とは、①世界観人生観、②経済や通貨、③自由と希望、といったもの。
これらは貧困になってしまえば、
誰かに呪いをかけられ、誰かに使い捨てられ、誰かに煽られるばかりの生活になってしまう。
とりわけ、スマホに依存してしまうと、
学歴とか教養を問わず、「自発的な依存こそは、最もうるわしき状態である(ゲーテ)」の言葉の通りとなる。依存症は薬物であろうがスマホだろうが、その依存心理は同一のものである。戦中戦後のドイツや日本ではヒロポンの覚醒剤中毒の依存症を国家が主導、すなわち野放しにしたにとどまらず軍隊では投薬服毒させた。
現代の依存症ではスマホが新しく登場している、スマホ依存症にさせる要諦は、本人を「その気にさせる」ことである。余談ではあるが、国家機構の統治コストを激減(中国のように)させるには、“その気にさせることで格段に効率が上がる”のである。確かに、スマホに比べて卓上やノート型のPCを扱う事は、アプリの豊富さやデータ更新作用によって非常に難しい技能を要するようになった。


§主知主義とかいわゆる知識偏重主義に陥ると
“知恵とか知識の原則”が自らの内に確立されていないから陥る。それは、ほぼ全てにわたる判断や思考は感情に左右されることとなる。ましてや、無暗に選択肢が広がるとか重複する判断や思考が増加することとなれば、どこかで感情に左右される事は避けられない。
物事を時系列変化を考えながら判断するといった4次元思考は、知恵とか知識の原則が確立されていないことから、4次元思考は不可能である。4次元思考が弱くなれば親密な人間関係を保つ能力にも障害が出るからパワハラとかDVの手段を使って他人を隷属させようとする。“5次元思考”とは、益して次のステップである全く不可能である。科学技術面の内外にわたるイノベーション、新しい分野の商品開発、Art域労働全般能力の発揮といったものは出来ない。要するに、何よりも“知恵とか知識の原則”の自己内での確率は欠かせない。そして彼らが携わると、文化とか固有文化価値といったものを失ってしまう、それも無意識のうちに破壊してしまっているのだ。そもそも「固有文化価値があるから、人でも品物でも流れ(交通)るのである」これが原則のひとつである。

だから彼らは、固有文化価値を持った人物とか、増殖された固有文化価値を持つ商品を作り上げることは無理であるから、残念ながら人的物的交流からも排除されるに至るのである。残念ながら彼らは、そういったことが理解できない。主知主義とかいわゆる知識偏重主義者は、出世のためなら立場も意見も変える、それは主に官僚主義者だけども、彼らとは異なる、“迷信に噂そして虚偽”を彼らは忍ばせるようなことはしない。

  官僚主義者 知識偏重主義者 普通によくある教育被害者
行動 出世のためなら
立場も意見も変える
その際の思いついきの
知識を感情で選ぶ
判断や思考は苦手、
言われた事をしているのが安心
自覚 “迷信に噂そして虚偽”を
話に忍ばせる
“迷信に噂そして虚偽”
も知識や知恵のひとつ
“迷信に噂そして虚偽”
にも、自覚無く翻弄される
論理 自らの主観的観念に基づく客観的合理的論述構成 客観的合理的論述構成には至らない知の羅列 適応能力=認知と論理思考だとは、未だ知らない
生き方 実際に起きたことにのみ
意見の一致を求める対応
交渉しても賭けはない。
感情的で低次元だから
意見の相違を人間関係の
対立だと解釈し思い込む
互いに我慢してでも
意見一致が無難と我慢する。
これが唯一の生きる道だと

§天才の共通点を箇条書きにした(学問的にその原動力心理分析)
①天才は、何事も何人も、それが障害にはならないと考えている。
②何事も、よくテストして、よく試し、良いと思えば即決・変更も素早い。
③大局と細部の詳細について、その両方を同時に見詰めている。
④物事の内容と実行スケジュールを同時に考える、凡人には無い技を持つ。
⑤世界に役立つ、大きな影響を与えるとの自覚を持っている。
⑥何事も、目標への到達へと、とにかく入れ込んで考えてしまう。
⑦孤独に偏狭に自己の枠内で経験や知識を摘むことをせず、
  それを遥かに超えて他人の蓄積した知識&経験を遠慮なく吸収する。
 (なので口癖のように、次のような言葉が連発する、正直なゆえに。
   =したことない、本を読んだだけ、やってる人のことは知らんけど、等)

(心理学者ユングの名言)のような自覚を、生まれながらに持っている。
【自分のしていることの意味を理解すると、
自我の次元にとどまらず、象徴を実現する。】

たとえ、その人は?~、でも普通の人!
「あぁぁっ! 良くできる人」と思っても、大方は次のような普通の人である。
A型
観るべきものを広範囲に見れるのじゃなくって、周囲の他人より、たまに広く視れるだけという人なだけ。
B型
広い視野を持ちつつも、異なる補完的な見方をする人と意見を交わらする行動で、多面的な視野を得ており、それを使い上手くやれてるって人のてこと。
___このどちらかのパターンに当てはまる人は、上記のような天才ではない。
官僚主義で出世する人とは、公務員に、キャリア官僚に、昔ながらの職人に、楽器弾きその他職業を問わず、表面の奥底には、このA型・B型・AB型のどれかである。
出世のためなら立場も意見も変える、それは主に官僚主義者だけども、目的のためには手段は選ばず、平気でウソをつく。ウソを悪いことと思ってない。文化とか固有文化価値といったものを失ってしまっているケースも多い。

天才は、冷たい人間関係なのか?
目標到達と良好平安な人間関係のどちらか一つを選べと、
天才は強制されると、正直に仕方なく、目標到達の方を一時選択する。
~だけど本心は両方。どちらもだとの心積もりだ。そんな質問自体が不適切だと思っている。なので、「両方とも」といった類の答えをする人は、質問の意味がわからない発達障害ではなく天才型かもしれない。会話を横展開に持っていく人は、クリエイティブ思考がほとんどで、話をそらす意図は無い。
そもそも、天才の「世界に役立つ、大きな影響」とは、他人が幸せになることで、概ねそれが天才の原動力となっている。
出世に名誉、金銭蓄積、他人を越せばいいとの業績、~これらは、すべてA型・B型・AB型のどれかの原動力でしかない。「誰しも自分のことを先に考える」は修辞学で定番の、弱い者を誤魔化し抑圧するための、レトリック、呪いの言葉である。


§日本経済の転落と原因は2年前に統計や資料で解明されていた
現政権下での官僚による歪曲統計、このオリジナル値の姿も解明した。
いま経済は何が起きているのか、これを数値の裏付けで正確につかまないと、個別企業の経営は足を踏み外す。その点を今日的なエピソードや変化を踏まえてダイジェストで説明:講義してくれている。書籍を読んで理解するのでは時間的遅れてしまい、チャンスを逃す。
★事業転換、事業撤退の軟着陸時期の検討には必見のYouTube録画配信である。
壊滅した電機:半導体、海外生産へと進む自動車、その他主力産業が次々と壊滅していく。ここ数年の結果は数値に現れ崩壊の一途は免れない事実だ。実に、「成長戦略」は裏腹だった。政府記者会見やマスコミ報道の裏に潜む驚きの数値の事実は、日本経済は空洞化を示している。その上での数値に基づく経済プランの方向も、74歳の女性経済学者が示す。
経済学者だから経済基盤の解明を話す。経済基盤を知らずに、個別企業の経営を進めるのは賭博より危ない、詐欺に狙われるからである。
https://youtu.be/k19XuRyL5WQ

§フェイスブックが、仮想通貨「リブラ」の創設を発表(6月18日)
6月18日から10日余りで、金地金価格は高値に至るスピード
【田中宇の国際ニュース解説 2019年6月22日の要約です】
 http://tanakanews.com/
大企業による仮想通貨の発行は初めて。最大の驚きは、もっと巨大な話だ。米国中枢の覇権運営のネットワーク(諜報界、軍産、金融界、財界)に属しているフェイスブックが、ドルでない国際通貨を発行する点である。ドルのバブル崩壊がもう不可避だから。ドル覇権の何時崩壊するかわからない非常に不安定な状態がそんな不安定な時期に、ドルのライバルになる独自通貨をフェイスブックに作らせたようだ。
フェイスブックは、全世界に23億のアカウント(水増し用の架空アカウントが多数含む)。仮想通貨の送金は、メッセンジャーや電子メールなどで文字列を送るだけ、なので“リブラ”はすでに23億人の潜在利用者がいることになる。
ドルがいつ基軸性を喪失しても、代わりの世界的な決済機能があるので大丈夫という話だ。
中国とロシアが6月初めに首脳会談、米国の覇権を抑止することを決め、その一環として国際決済の非ドル化、ドルの基軸性の剥奪戦略を本格推進し始めた矢先に、米国の覇権中枢の一部をなすフェイスブックが、リブラの創設を発表。イランや北朝鮮はドル決済を米国から禁じられているが、“リブラ”を使えれば制裁を迂回して輸出入ができるのだ。
フェイスブックは、スイスに本部を置く運営組織「リブラ協会」を作り、ビザやマスターカード、ペイパルなど28の米企業やNGOを集め、この協会が“リブラ”を発行・運営する。そして“リブラ”が裏付け資産の一部として金地金を備蓄することは十分に考えられる。(フェイスブックのリブラ発表翌日の6月19日から金地金相場は急騰)。
フェイスブックが
米上層部の覇権運営勢力の一部であると考えられること、中露のドル引き倒し戦略の宣言や金相場の急騰など、その他の「解禁」関連の出来事とのタイミングの一致から見て、“リブラ”は米上層部の同意を得て開始される。“リブラ”と銀行界の戦いは、「リブラの勝利、銀行界の敗北」に終わる。既存の銀行界は、大幅に縮小していく。銀行界が「終わりゆく産業」であることは、リーマン危機のころからの既定路線だ。
【むらおかコメント】
諸説玉石混合の論評が飛び交っているが、こういった要約も視て判断することが肝要だ。相まって7月21日選挙後の為替の動きから、産業構造の転換に資するかもしれない吉報かもしれない、プラザ合意以来の。
https://crypto.watch.impress.co.jp/docs/news/1191520.html?fbclid=IwAR2pt9P1BFb105GXbHXx0F79WDvtFBuG--2i9e9lj6TgWMr7ku1qjHIPtCI

フェイスブックの表立った、「大企業による不正な国家乗っ取り」は、米国の伝統に沿ったアメリカ的な話らしい。「1億総小役人」的な対米従属の日本人にとっては理解できない話らしい。だとしたら、早く新産業に手をつけるカウントダウンが始まったと言える。